2010年 12月 26日
全国高校駅伝で興譲館が5年ぶりの優勝
師走の京都・都大路を駆け抜ける全国高校駅伝が26日行われ、女子は岡山の興譲館が5年ぶり2回目の優勝を果たしました。47校が出場した女子は京都市の西京極陸上競技場をスタート・フィニッシュに、マラソンの半分の21キロ余りの距離を5つの区間に分けて争いました。興譲館は1区の菅華都紀が序盤から先頭頭集団につけるとラスト400メートルでスパート。トップでタスキをつなぎます。2区の岡未友紀も力強い走りでトップを守り3区の武久真奈美へ。ここで順位をひとつ落としますが、続く4区でキャプテン赤松弘佳が区間賞の走りを見せ、トップを奪い返します。最終5区で待つのは妹の赤松眞弘。優勝へ向けて姉妹のタスキリレーです。去年は1区で転倒し、悔しい思いをした赤松ですが、終始落ち付いた走りで、外国人選手の追い上げを振り切り、興譲館は1時間7分50秒のタイムで5年ぶり2回目の優勝を果しました。また、初出場の香川代表小豆島は46位、男子は倉敷が10位、香川の尽誠学園が43位でした。

ロボカップジュニア2011 倉敷地区大会
子供たちが作ったロボットによるサッカー大会が26日、倉敷市で開かれました。この大会はロボット作りを通じて子供たちにものづくりの楽しさを知ってもらおうと開かれているものです。倉敷地区大会には小中学生51人が自慢のロボットで参加しました。競技は1チーム2台のロボットで赤外線の出るボールを相手ゴールに入れた数を争います。ロボットにはボールを見つけるための光センサーや、壁にぶつからないよう超音波センサーをつけるなど様々な工夫が凝らされていました。県大会は来月30日に行われ、勝ち抜けば全国大会や世界大会にも出場できるということです。

カマタマーレファン感謝デー
サッカーカマタマーレ讃岐のファン感謝デーが26日、高松市で行われ、サポーターとともにJFL昇格を祝いました。JFL昇格を祝うファン感謝デーにはサポーターやスポンサー企業など関係者約700人が参加し、北野誠監督が「チームが結束し、僕たちが望んだJFL昇格が現実になった。頑張った選手たちを祝福して下さい」と挨拶しました。参加したサポーターは、選手と一緒に記念撮影をしたり、サインをもらうなどして交流を深めていました。カマタマーレ讃岐は今月、全国地域サッカーリーグの決勝大会で優勝し、アマチュア最高峰のリーグJFLへの昇格を決めました。選手たちは来年3月に開幕する新たなステージでの健闘をサポーターに誓っていました。