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歩道に車突っ込む 6人が死傷

12月27日 7時39分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

東京・大田区の交差点で26日夜、乗用車が歩道に突っ込み、子ども2人を含む歩行者4人をはね、9歳の男の子が死亡したほか、6歳の男の子が意識不明の重体となるなど5人がけがをしました。

26日午後9時45分ごろ、東京・大田区田園調布本町の通称・中原街道の交差点で、走ってきた乗用車が歩道に突っ込み歩行者4人をはねました。警視庁によりますと、このうち栃木県下野市の会社員、水島亮さん(36)の長男で小学3年生の光偉くん(9)が頭を強く打って死亡したほか、6歳の男の子が意識不明の重体となっています。また、東京消防庁によりますと、68歳の男性と67歳の女性が手や足の骨を折るなどの重傷だということです。さらに乗用車の後部座席に乗っていた19歳と20歳の男性もけがをしたということです。警視庁によりますと、歩道に突っ込んだ乗用車には19歳から20歳の男性4人が乗っていたということで、運転していた大田区東雪谷の会社員、宮田智裕容疑者(20)が自動車運転過失傷害の疑いで、その場で逮捕されました。現場は片側2車線の見通しのよい直線道路で、直進してきた乗用車が交差点を過ぎた付近で歩道に乗り上げてマンションの塀に突っ込んだということで、警視庁は、事故の詳しい状況を調べています。警視庁によりますと、亡くなった光偉くんと重体の6歳の男の子はいとこ同士で、祖父母のところに遊びに来ていてともに事故に巻き込まれたということです。