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ここから本文エリア 民・自、候補手探り 知事選 調整続く2010年12月24日
■民主 強まる危機感 来年4月の知事選をめぐり、野呂昭彦知事が1カ月前に3選不出馬を表明後、民主、自民両党の候補者調整が続いている。「民主王国」とはいえ、支持率の低迷が影を落とし、「勝てる候補」にこだわる民主党。その動きに自民党も神経をとがらせている。(中島嘉克、永友茂則、藤崎麻里) 「三重県出身じゃない人もいいだろうとか、役人さんはどうなんだろうとか、僕らも議論していますよ」 18日の民主党県連の幹事会後、会見で県民が求める知事像を聞かれた中井洽衆院議員がこう話すと、県連代表の芝博一参院議員が苦笑いした。 前日の17日、同党の国会議員は東京で会合を開き、水面下で名前が出ていた議員、官僚、民間人らの意向などを情報交換するはずだった。だがその朝、一部報道で県出身の官僚の名前が県連の「意中の人」として流れた。芝氏は「まだ絞り込んだわけではない」と火消しに追われた。 「寝耳に水」だったのは、民主党の支持母体の連合三重だ。関係者は「まだ何も聞いていない。押しつけられている感じになるのは避けたい」と先走りを警戒する。 連合三重は、国会議員と県議会最大会派「新政みえ」の3者で選挙協力する「三重県方式」を支えてきた。2003年の知事選では、官公労の選挙運動を批判する元環境省課長を推す一部の民主党議員の動きを封じ、松阪市長だった野呂氏の擁立に一役買った。 世間での公務員批判も強まるなかで、官僚出身への抵抗感は根強く、連合三重に近い国会議員は「官僚では戦いにくい」と漏らす。 3者による候補者選定委員会の初会合は26日にある。03年に野呂知事が立候補を表明したのも2月で「今回も候補者が決まるのは1月末か2月になってからではないか」と見る国会議員もいる。 だが、民主党を取り巻く状況は厳しさを増す。 菅内閣の支持率は、朝日新聞が11、12日に実施した全国世論調査で、内閣発足以来最低の21%に下落。国政選挙での比例区の投票先では、08年10月の麻生太郎内閣以来、自民党が民主党を上回った。 12日投開票の茨城県議選では、民主党候補は推薦を含めて4分の3が落選。三重県は岡田克也幹事長の地元だけに「負けるわけにはいかない」との危機感は増している。 また、2月6日には名古屋の出直し市長選、市議会解散の是非を問う住民投票、愛知県知事選の「トリプル投票」がある。発信力のある河村たかし市長や、愛知県知事選に臨む大村秀章衆院議員が勝てば、「三重県にも影響が出る可能性がある」と不安視する声もある。 一方の自民党は、野呂知事の不出馬表明直後には、一部の国会議員からは単独候補の擁立をめざす「主戦論」も聞かれたが、今は、積極的に動く気配はない。 野呂知事の一期目も、松阪市が地盤だった田村元・元衆院議長が自民党を離党して支援。二期目も、民主、自民両党などが推薦を出す「相乗り」選挙だった。 共産党は独自候補の擁立をめざして準備を進めている。
マイタウン三重
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