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インド人学生自殺 ズボン脱がされ、あだ名は「ビンラディン」 親友が“いじめ”証言 (2/2ページ)
男子学生は親友に対し、「最近、パシらされる(使い走りをさせられる)ことが多い」などと打ち明けることもあったという。
親友は男子学生が自殺を図った後、「もっと彼を守ってあげることができればよかったと悩み苦しんだ」と話している。
当時3年だった男子学生は平成19年6月、神戸市の自宅マンションから飛び降り自殺。遺書やメールには大学でのいじめを強く示唆する文面が記されており、遺族は調査を要望したが、大学側は3年以上放置。このため、遺族は今年8月、大阪弁護士会に人権救済を申し立てていた。
大学側は産経新聞の報道を受けた8月の記者会見で、いじめの事実を強く否定したが、10月に弁護士らでつくる第三者委員会を設置し、自殺の原因などを調査しており、27日に記者会見を開き、調査結果を公表する予定。
この問題をめぐっては、男子学生のゼミ担当教授が産経新聞の取材に対し、「大学はいじめ自殺の可能性が高いことを把握しながら調査せず隠蔽(いんぺい)した」と証言している。