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[19396] 【習作・ネタ】駄メイド物語(東方・R-15)【単発】・前書き
Name: 藤堂しおり◆fd78facb ID:fc3c6bc4
Date: 2010/12/25 00:02
2010/06/08 初投稿
2010/06/09 前書きと1話を分解
2010/06/10 2話を投稿
2010/06/25 3話を投稿
2010/06/29 4話を投稿·注意事項を追加
2010/07/07 外伝を投稿
      外伝訂正···パチェとパチュリーが混同して困る···
2010/07/09 5話を投稿·注意事項を追加
2010/07/29 外伝投稿
2010/09/15 6話を投稿
2010/09/16 7話を投稿。各話サブタイトルを修正
2010/12/22 8話を投稿と訂正
2010/12/22 9話を投稿 妖々夢スタート

注意事項

1.約一名がキャラクター崩壊しております。

2.表現的にはR-15だと思っている。

3.原作キャラのみ

4.一回、某所でかいてみたが色々問題がありそうなのでこっちに移設

5.百合百合

6.投げっぱなしの一発ネタです。

7.すでに単発ではない件

8.キャラクター崩壊者が一名追加されました。
  またしても崩壊者が追加···というか崩壊していない人の方が少ない件




以上の注意事項を理解した方のみ閲覧してください


追記
 次の話を考えたらXXXに行きそうな気がした。
 どうしたものか····。
 
追記(2010/06/10)
 なんとかXXX行きを回避
 話はさらにgdgd化

追記(2010/06/25)
 話はおそらく咲夜と美鈴がからむ原作のみですね。
 ので、「東方妖々夢」「東方緋想天」「東方非想天則」ぐらいかと

 あと色々気にしてらっしゃる方もいますが
 XXX板はこれ以降で行く予定はありません。

追記(2010/06/28)
 さて····なんかフランが読みたい人がいるようで
  1.駄メイドっぽいフラン
  2.天元突破したフラン

 どっちがいいでせう?

追記(2010/06/29)
 近々、天元突破バージョンをあげてみます


追記(2010/09/16)
 気分が乗ったので二日連続で更新。
 紅魔郷はレミリア戦、フラン戦同時進行で行います





[19396] 駄メイド誕生
Name: 藤堂しおり◆fd78facb ID:8c2fc7cc
Date: 2010/06/29 15:50
紅魔館での日々・・・・。

いつもどおりの風景。いつもどおりの人達。

そんなのが続いていくと思っていた。



私は紅魔館の人たちが大好きだし、門番の仕事も好きだ。

まあ、最近ちょっと黒白に押され気味ではありますが・・・・。

パチュリー様は白黒・・・・霧雨魔理沙の来訪についてはあまり文句は言われないのでたぶんこのままでいいんだろうと思った。



ただ・・・・。







あの日を境にして、私の取り巻く環境が変るまでは・・・・・。









それはある晴れた日。

澄み渡った空が気持ちよく私を迎えてくれた。

そしていつもどおり門番の仕事につき、功夫で汗をかいているときだった。





そんな時、咲夜さんが私のところまでやってきた。





「美鈴」

「あ、咲夜さん。おはようございます」

俯きかげんでやってくる咲夜さんを見て「あれ?」っと思ったりもしたが、あまり深く考えないことにした。

咲夜さんも人間だから体調が悪いときもあるだろうし・・・。



「話があるのよ。美鈴」

「はい?なんでしょうか?」

怖ず怖ずといった感じか?いつもにもない雰囲気で咲夜さんが近づいてきた。

「貴方にとっては迷惑かもしれないけど・・・もう、ハッキリとしたかったの」

「えっ?」

そう言って咲夜さんは私の手をとった。

「美鈴・・・・貴方のことが好きなの」

「・・・・・・・・・・はい?」

ぎゅっと手を握ってくる咲夜さんの爆弾発言。

顔を上気させつつ、ズズイと咲夜さんが迫ってくる。

「貴方を思うと夜も眠れない、気になって気になって仕方ない。

 貴方の姿を見るとココがキュンってなってくる」

そう言って咲夜さんが私の手を自分の方へ誘う・・・・・。

そして私の手はそこに到達した・・・・。







































咲夜さんの股間に

































当然私の脳みそはフリーズした。

「もう、我慢できない。美鈴を思うととまらないの」

「・・・・・・」

咲夜さんは私に体を密着させて、私の胸に顔をうずめる。

「使用済みの服や下着のコレクションも結構な数になった

 でもね、それだけじゃ私の美鈴分は補えないの

 もう臭いをかぐだけで・・・・昨日は15回もやっちゃったわ」

ギラギラした目を私に向けたところで体が勝手に反応した。

「・・・・・・ていっ」

「パブロワッ!?」

思いっきりボディブローした私を誰も攻めないと思う・・・・きっと。











あの日を境に咲夜さんが変わった。

お風呂に忍び込もうとすること24回。

寝てる間に布団に忍び込んでくること30回(もちろん裸で)

下着を盗もうとすること76回。

最近は安心して夜も眠れません。



お嬢様・・・・・しばらくお暇を頂いてもいいですよね?









あとがき



正直カッとなってやった。後悔はしていない



[19396] お嬢様に相談してみよう
Name: 藤堂しおり◆fd78facb ID:8c2fc7cc
Date: 2010/06/10 15:08
さわやかな朝。

小鳥がさえずり、窓の外に見える澄み渡るような青い空。

今日も一日いいことがありあそうな感じに思える朝だった。



「おはよう、美鈴。

 今日もいい寝顔だったわ。

 もう、キュンってきちゃう
 



 
 主に股間が


この駄メイドがいなければ・・・・・。



もう何もかもぶち壊しだった。

「何でいるんですか、しかも裸じゃないですか」

「能力フル活用で6時間も堪能したら

 ムラムラきたの」

たぶん、こいつを消しても文句言われませんよね?


なんとかその場を(襲われないよう)凌ぎつつ門番の仕事に就いた。

お嬢様に直談判する機会が来ればいいのですが・・・・・・。






その機会は意外に早く訪れるとは思わなかった。





ちょうど、駄メイ・・・・・咲夜さんが買い出しに出かけ、お嬢様が珍しく早く起きられた日のことでした。

こんな機会は逃すまいとお嬢様に相談を持ちかけた。


そして私はお嬢様の目の前にいる。

「で?なんとなく予想はつくけど相談事というのは?」

「駄メイ・・・咲夜さんのことですが・・・」

「駄メイ・・・咲夜のことね。うん、すべて把握したわ」

お嬢様は優雅に紅茶を一口飲み、ふぅとため息をついて言い放った。

「ぶっちゃけると、無理だわ。あれでよく持ったほうよ?」

私をどん底に落とす言葉を・・・・・。

「も・・・ったのですか?」

「そう・・・そうね、良い機会だしちょっと昔話をしましょうか?」

何を思い出したのかコメカミを抑えつつ、私に語ってくれたのだ。




「それは3か月ぐらい前かしら・・・咲夜の行動が暴発寸前なったので諌めようした時よ」



その夜、レミリアは咲夜を自分の部屋に呼んだ。

咲夜の下で働いているメイド妖精が嘆願書を持ってきたのだった。

内容は単純明快で「メイド長が怖いので何とかしてください」とのこと。

部屋に来た咲夜のとんでもない一言で話はスタートした。


「お嬢様、何か用でしょうか?

 断腸の思いで、美鈴の匂いを染みつける(主に股間)作業を中断してやってきたのですが」

「ずっと中断してしてなさい、この駄メイド」

立場上、雇い主のレミリアに逆らうことができず・・・

ちなみに、逆らわない理由は「美鈴の脱ぎたての衣服が手に入れない」ということである。


「まだ被害は美鈴には行ってないようだけど・・」

「被害とは心外ですね。これは私の愛のPathosですわ。

 留まることを知らない愛の激流なのです。

 この十六夜咲夜、お嬢様に害することはあっても、美鈴に害することは一切ありません。

 あぁ・・・今日もあの山は揉み応えありそうですわ」

「まずお前は、ワーハクタクの処で常識を再確認してから愛を語りなさい」

青筋を立てまくってるレミリアを横目にクネクネと体をくねらせる咲夜。

「ま、まあ・・・それは置いといて」

「私にとっては最重要項目です」

「置いときなさい!!

 あなたはすこし自重しなさいって言ってるのよ。

 美鈴にそんなことしたら嫌われるわよ」

緩んだ場を締めるためにやや強めの口調で咲夜をたしなめるレミリア

「えっ?」

「えっ?何?その心底意外だという表情」




もうやだ、こんなメイド・・・・。

なんでこんなの雇ったんだろうと後悔するレミリアである。


「なんだかんだで『美鈴に嫌われる』で押してたんだけど

 もう我慢の限界だったようね」

「そ、そうだったんですか」

「だからもう無理ね。

 あれでも・・・あれでも美鈴以外のことに関しては有能なのよ。



 遺憾ではあるけどね」


ということで私の相談事は空振りに終わる。


神様・・・・私、どうすればいいんですか?


神奈子「シラネーヨ」




あとがき
 とりあえず今回も投げっぱなし。

 基本は投げっぱなしで行く予定



[19396] 駄メイド紅魔郷はっじまるよ~♪
Name: 藤堂しおり◆fd78facb ID:8c2fc7cc
Date: 2010/09/16 17:52
優雅な月夜の晩。


咲夜に差し出された一通の手紙に目を通す。



「最近、面白くないので異変を起こしてね(はぁと

                        八雲 紫」



とりあえず、手紙を握りつぶして見なかったことにした。


紅魔館は今日も平和である。





駄メイド紅魔郷はっじまるよ~♪





「と言うことで、誠に遺憾ながら異変を起こすことになったわ」


「何がというわけなのかはわかりませんが、冗談はその存在だけにしてください。お嬢様」


「私のこと全否定した?!」



あの晩、手紙を握りつぶした直後に八雲紫の式が隙間を通ってやってきた。


用件は異変を起こしてくれと・・・・・。


もちろん拒否はしたが最終的にはすることになった。


「泣きながらジャンピング土下座を決行されたらするしかないでしょうが・・・・」


「人並みに情けはあったんですね」


「あなた私の従者って自覚あるの!?」


がーーっと吠える私には意にも介さず、従者はこう言ってくれたのだ。


「優先度の問題です」


「それ答えになってないわよね!?」


とめどない漫才に終止符をうつ人物が声をかける


「あのぉ~・・・咲夜さん。


 それ以上は可哀想なので話聞きましょうよ」


美鈴がそう言うとぎゅいんと(比喩じゃないわよ?本当にぎゅいんっていったのよ、咲夜が)美鈴に迫りまくった


「なに!?美鈴の言うことなら何でも聞いちゃうわ!


 どんなプレイでもバッチコイよ!


 むしろ48あるメイド秘技を披露しちゃうわよ!!


 いや、美鈴の言うことを聞くから対価を要求すr「むきゅん!」」


手をワキワキさせた咲夜が美鈴に迫りよるが、パチュリーの広辞苑(第5版)の一撃により沈む。


もうやだ・・・・こんなメイド。


「話を戻すわよ。


 幻想郷の管理人(自称)から、異変の依頼をされたわ。


 異変の兆候として赤い霧(フラン作成)を垂れ流すので


 みんな適宜がんばって、じゃあかいさ~ん」


やる気ゼロ・・・・ていうかこんなのでやる気だせと言うほうがおかしいわ


さて、咲夜を起こして生活のリズムを戻しましょ。


「咲夜。いい加減起きて仕事をなさい」


「う~ん、それ以上出されたらにんっしんっしちゃう~」


             イラッ☆


「起きやがれ駄メイド(ゴスッ」


「へうっ!?
 あれ!?美鈴は!?中華キャノンは!?」


「いいから仕事しろ(ゴスッ」


こんなので大丈夫かしら・・・・。

続く

あとがき

XXX回避余裕でした。
とりあえず中華キャノン言いたかっただけです。




[19396] いきなり駄メイド紅魔郷EX?
Name: 藤堂しおり◆fd78facb ID:8c2fc7cc
Date: 2010/09/16 17:53
~異変を起こす、少し前~


「お姉様ー♪」


パタパタとフランが駆け寄ってくる。


その姿を見ていれば可愛らしいものだ。


「今日こそ禁断の扉を開きましょうー♪」


「その扉から永遠に出でくんな」


こんな性格ではなければ・・・・・。





いきなり東方紅魔郷EX?





「お姉様つれない・・・・」


床に『の』の時を書きながらフランがいじけている。


「はぁ~・・・・」


「ただ私はお姉様に愛し愛され、組んず解れつのドロドロのネチョネチョの関係になりたいのに」


「私にあるのは、ごく普通の姉妹愛だけよ」


『いやん♪いやん♪』とクネクネしてるフランを横目で見つつ、頭を抱える。


いつの間にこんな子に育ったのか?ていうかだれか育てた?


ふと思った疑問だが・・・、はて?と考えたら答えが出てこない。

昔はどうだっただろうか?と思い出して見る・・・


~回想~


「フランは大きくなったら何になりたいの?」


「お姉様のお嫁さん。お姉様の子を孕むの」


~回想終わり~


OK、すべて把握した。ていうかなぜ忘れてた私。


幽閉理由が貞操の危機だったのを今鮮明に思い出した。


むしろ誰だこいつ出したの?


そんなことを考えてたらフランが本を片手に読みながらブツブツ言っている。


「強硬手段は最終手段だし・・・・・プレゼントとかで気を引くのも・・・」


よし、聞かなかったことにしよう。今の言葉は私の精神に悪い。


ちなみに本は『サルでもわかるツンデレ姉のおいしい食べ方 著:小悪魔』である。


他人の使い魔って強制送還できたっけ?


さらに言えば咲夜は『サルでもわかる中国娘のおいしい食べ方 著:パチュリー・ノーレッジ』を持っている。


常識人のレミリア・スカーレットの苦難は続く。


続く


あとがき
 天元突破が多かったので駄メイド風に仕立て上げた
 ちなみにすべての元凶はパチュリーにあります。




[19396] 駄メイド紅魔郷 ステージ3 紅色の境 改め ステージ3 桃色の境
Name: 藤堂しおり◆fd78facb ID:8fc9f456
Date: 2010/09/16 17:53
私の名は紅美鈴。


紅魔館の門番を務め、敵対者から門を守る役目なんですが・・・・今回は責任を果たせそうにありません。


なぜなら・・・・


「(ブツブツ)この異変を起こしたやつを壊す・・・・」


とっても心に病を持ってる紅白の巫女が来ちゃいました(てへ


東方紅魔郷 ステージ3 紅色の境 改め ステージ3 桃色の境


「(ブツブツ)こいつら叩きのめしただけじゃ気分が晴れないわ
 どういったお仕置きにしようかしら・・・」


紅白巫女の手に握られているロープには青い何かと黒い何かがぶら~んぶら~んと風に靡いているノバ見えるが、極力視界に入れないとしよう。


うん、3本目がなんかスキマに入ってるのが見えるけど幻ですね。


悲しいかな私はここの門番なので鬼巫女の相手をしなくちゃならない。できるだけ穏便に済ますため、お怒りの原因を伺う。


「あ、あの・・・・ナニヲソンナニオコッテラッシャルノデスカ?」


「あん?」「ヒッ!?」


こ、怖すぎです。このにらみで何人の妖怪(ヒト)がピチュられるのかわかりません!!


「あ、あのですね。なぜその様にお怒りになられているのかを、ちょっと知りたいと思うところがありまして」


「ん~・・・・。
 3点ぐらいあるわね。
 1.こんな面倒なことに巻き込まれて私の平穏をぶち壊したこと。
 2.なんでか紫がうざかったこと。
 次が一番大事なんだけど・・・













  魔理沙との時間を壊した罪は万死に値する。




 せっかくよ!!せっかく魔理沙が神社に泊まる日にこんなことになるのよ!?
 (ぴーーー)や(ぴーーー)ができるはずだったのに!!」


この巫女も大概であった。


「あ~、なんか思いだしたらますます腹立ってきた。
 こうなったら銀の杭を心臓にブチ込むしか・・・・」


お嬢様、逃げてぇぇぇぇぇ!!超逃げてぇぇぇ!!


「とりあえず先に進ませてもらうわね?」


私・・・・生き残れるのでしょうか?




結果:無理でした♪



―――あとがき―――

諸君、私はレイマリが好きだ
諸君、私はレイマリが好きだ
諸君、私はレイマリが大好きだ

霊夢が好きだ 魔理沙が好きだ 脇巫女が好きだ マスパが好きだ それ以上に上海が好きだ

神社で 魔法店で 森で 里で 空中で

この地上に存在するありとあらゆるレイマリが大好きだ

見つめあう二人が好きだ 二人がネチョるなど心がおどる

男らしい魔理沙が好きだ 魔理沙に(ピー)が生えているとなど胸がすくような気持ちだった

純情な霊夢が好きだ 彼女のケフィア顔を見るとなど感動すらおぼえる

繋がり合っている姿などもうたまらない 一晩中、繋がり合っている姿のは最高だ

諸君 私はレイマリを 心躍る様なレイマリを望んでいる
諸君 私に付き従うレイマリ好きの諸君 君たちは一体何を望んでいる?
更なるレイマリを望むか 
糞の様なレイマリを望むか?
情熱のようなレイマリを望むか?


レイマリ!! レイマリ!! レイマリ!!


よろしい ならばレイマリだ


その場のノリなら天下一品。
調子に乗りすぎました。orz



[19396] 駄メイド紅魔郷 ステージ4 および ステージ5
Name: 藤堂しおり◆fd78facb ID:d9cc7d45
Date: 2010/09/16 17:54
初めに注意事項

今回もAAを使っております。
(なんか楽しくなってきたがこれ以降はやりません)

駄メイド成分は低めです。

以上のことが許せる方のみお読みください。




―――――――――――――――――――――Act1―――――――――――――――――――――

博麗霊夢は紅魔館を縦横無尽に駆け巡る。
彼女の頭の中は、今この異変をすぐに片付け、魔理沙を襲うことで頭がいっぱいだった。

「おっかしいわね・・・・道に迷ったかしら?
 この家には窓が無いのかしら?
 それに外から見たときこんなに広かったっけ?」

霊夢は結構な時間滑空をしているが、一向に黒幕に会うことが出来ない。
いい加減壁でもぶち壊して館ごと潰すかと考えたが、『魔理沙も来ているんだった』と思い直したりしている。
『動いたり』『止まったり』『ニヤケたりしている』霊夢にすっと忍び寄る影があった。

「だれ!?」

何かの気配を察知し振り返った霊夢の目の前には

「そこの紅白!や ら な い か?」
「・・・・・・・・」

ガチムチのパチュリーが居た。






東方紅魔郷 ステージ 4 暗闇の館 改め ハッテンの館 (完)




○博麗霊夢 VS パチュリー・ノーレッジ●

決め技:博麗有情破顔拳




―――――――――――――――――――――Act2―――――――――――――――――――――

―――――体は駄メイドで出来ている。

血潮は鉄で 心は硝子。
幾たびの戦場を超えて勝ちはなし。
ただの一度も勝利はなく、
ただの一度も理解されない。
彼のものは常に独り 美鈴の胸で勝利に酔う。

故に、生涯に意味はなく。
その体は、きっと駄メイドで出来ていた。

――――――民明書房 駄冥度 始まりの章より引用


「もうやだ、こんなメイド」
レミリアの苦悩は続く


東方紅魔郷 ステージ 5 紅い月に瀟洒な従者を


霧雨魔理沙は紅魔館を順調に進んでいた。
八雲紫の知らせにより異変の解決を手伝うことにしたが、ここまで人っ子一人見当たらないのである。
(ほぼ霊夢のせい)

「ん~・・・道間違えたか?」

仕方ないので着た道を折り返そうしたときだった。

「ここまでよく来たわね」

声のするほうに振り向く魔理沙の目の前には

   _   r'^>/^ゝ      r-、  ,、 __,r ̄Y ̄'r゙ヽ、、  _   r'^>/^ゝ      r-、  ,、
  |  `l / // /      / / く r'、y-'─'-、イヽ ヽ  |  `l / // /      / / く ヽ
  '!  Lニ_`''  「`L_  'ー-'   r',.'" ` ´ `ヽ!>, ヽ! '!  Lニ_`''  「`L_  'ー-'   `ー''
   '!  ,、_7    i  ``゙''ー、  / /|/|ハ \  ノレゝ'!  ,、_7    i  ``゙''ー、
   1  |       |  l` ̄`'  ∠!イr^:'::::::::ミ'ルjλ   1  |       |  l` ̄`''
    i_」       'L_」      !y!ヘ::::::::::::::リイ イ   i_」       'L_」
                     〈Yヾ::、::::/| イ/
          r-、  ,、      /}><:{:::::l,ヾ}><{/ヘ   _   r'^>/^ゝ      r-、  ,、
         / /  / ヽ    .rt‐::|ノ./:::::::::::::|ノ     〉 |  `l / // /      / / く ヽ
     「`L_  'ー-' く_/    /:::゙''フ/:::::::::::::::::::|: :  l、 '!  Lニ_`''  「`L_  'ー-'   `ー''
      i  ``゙''ー、      ,ノ:::::/ .ハ、;: -=;;:::〉   }  .'!  ,、_7    i  ``゙''ー、
      |  l` ̄`''     _ノ_:::::/   j-‐'',. -'゙lヽ∠  ヘ 1  |       |  l` ̄`''
     ..'L_」        .レー'::::::::  ,r'`` ''''' ゙゙,ァノ    | i_」       'L_」
                「 アヘ/ .``'' ‐'''(⌒(,.-、.   |

・・・・・・・・・・・・・・うん、なんか居た。

「・・・・・・・・誰?」
「お初にお目にかかります。私はこの紅魔館のメイド 十六夜咲夜と申します」

困惑している魔理沙を華麗にスルーしスカートの裾をつまみ恭しくお辞儀をする咲夜

「ご用件をどうぞ。
 それともあなたもこの館に雇われたのかしら?」
「妻子もちの身としては、それでもいいけどな」

      ・・
不法侵入者(お客)にたいして、一歩も引かずに対応する。
美鈴に対してはアレだが、それなりに有能なのである。

「でも、あんたじゃ掃除も出来そうに無いわね・・・・て、今なんて言った?」
「それでもいいけどな?」
「その前よ!!」
「妻子もちってことか?」
「まさかっ・・・・男の娘!?」

見た目は完全に女の子にしか見えない魔理沙。
なのに『夫子供』ではなく『妻子』と言った。
女装癖でもあるのかと咲夜は少し身を引く。
(駄メイドに男の娘属性はないらしい)

「んにゃ、両方ついてる」
「斜め上の回答が返ってきた!!
 ていうか私によこせ!」

それに対する魔理沙の回答は斜め上を行っていた。
それをもらって何に使うかは皆さんのご想像のとおりである。

「薬はあるが・・・・普通にやるのはつまらないよな?
 だから弾幕勝負で決めるぜ?」

二カッと男臭い笑みを浮かべる魔理沙。
美少女ではあるがそれが似合うのが彼女の特性なのだろうか?

「OK。シンプルすぎて涙が出たわ。
 それならばこの紅魔館の瀟洒な従者・十六夜咲夜が全力を持ってお相手いたします」

咲夜はナイフを取り出し、

「負けても恨みっこなしだ。勝てばお望みのまま。
 魔理沙さんは約束は破らないぜ?」

魔理沙はミニ八卦炉を構える。



                                     ノ⌒''´ `Y^ヽ__
                                  / ̄ヾ  l|l  j| // ヽ__
                            r‐' ヽ, ィ冖¨ ̄`冖-、   i
                               丿ヽ./         \  ヽ.     / ̄ ̄ ̄\
                            ,‐、 /             ヾ (.    |    |    |
                            /  /  /    .ト、       Y゜    |    |    |
       _____             ,' /_ イ /、 ,イ i| Yト、     >.   |    |    |
      /       \            ,イ  ̄ハ/ノ!ノ Y レi/ -ナT!! / ハ__\   |   で   |
    |.   く   ご  |     ,. -‐ '"   ̄ ヽ、i L      ヒ!!ア!ノl人ヽ) ̄    |   は.  |
    |   だ  堪  |    ./             ヽ,`i     i     /ノL_     |   `  |
    |   さ.  能  |  ,.. ' -─ 冖¨ 7 __     }ヘ  -=-   /} ヽ ヽ_   <_____/
    |   い      |/        / ̄  \   |. ヽ、_ .  ィ´ルリ`ー‐、   ヽ_
    |   ま     |      /      /    ト、.yL_。弋Vム ̄¨ー-、``ー‐、 ヽ _
    |   し      .|             / \   !:::::`i l° \ 〉_   \     ̄} ィヽ
    |    °      |    ,      /      、 ノ:::::::::ヽ `l__ 入 〉_    \   ノハ ,ノ
      \______> /    /         ヽ:::::::::::::`、 `ヽ::\〉     ヽ、  "  




今、十六夜咲夜の運命の戦いが始まる。



東方紅魔郷 ステージ 5 紅い月に瀟洒な従者を 改め 私に本当の瀟洒な従者を(切実にお願いする)(完)


○霧雨魔理沙 VS 十六夜咲夜●

決め技:十六夜咲夜が美鈴とナニの行為を妄想して自爆


――――――――――――あとがき――――――――――――


魔理沙と咲夜の掛け合いがやりたいから、このSSを書いたとも言う。
次で紅魔郷編は終了です。



[19396] 駄メイド紅魔郷 ステージ 6 エリュシオンに血の雨
Name: 藤堂しおり◆fd78facb ID:d9cc7d45
Date: 2010/09/16 17:57
―――――――――――――――――――――Act1(霊夢編)―――――――――――――――――――――

パチュリーを下した霊夢は自分の感が告げる目的に到達する。

「あ~・・・もう、さっきの変な女はなんのよ・・・・。
 ガタイがいいくせに、3分後に吐血するって・・・。
 思わず奥義でふっ飛ばしちゃったじゃない・・・

 さてと・・・・・・そろそろ姿、見せてもいいんじゃない、お嬢さん?」

周りには何も見えないが確信を持って、おはらい棒を構える

「やっぱり、駄メイドって使えないわね」

構えた先には一人の少女がいた。
椅子が無いはずなのに優雅に空に腰をかけながら・・・・。

「さっきのメイドだったのか・・・あんなの使い道あるの?」
「・・・・・・何をしたのかが手に取るようにわかるわね。
 あれでもそれなりに有能なのよ?・・・・で?」

二人の思い描く人物は違うが・・・・人的被害度では同じなのだろう、被害量もベクトルも。

「いいわ、それよりも・・・・・迷惑なのあんたが!」
「短絡ね。しかも理由が分からないわ」

お札を突きつける霊夢に対し、ゆったりとした構えをとかないレミリア。
博麗の巫女の実力が高く一筋縄でいかないことは分かっているが、人間と吸血鬼との間にある絶対的な差から余裕が生まれる。

「とにかく、ここから出ていってくれる?」
「ここは、私の城よ?
 出ていくのはあなただわ」

余裕は挑発とも受け取れる霊夢の言葉を簡単に流すこともできる。
もっとも霊夢にしてもこれぐらいで動く奴ではないだろうと思っている。・・・・感ではあるが。

「この世から出てってほしいのよ。
 私の(魔理沙を襲う計画発動の)ために」
「はぁ・・・・このままでは平行線よ?
 幻想郷らしく、あとは弾幕で語りましょう?」

話だけでは解決しない。
解決するのであれば博麗の巫女など必要ないのである。
レミリアがすっと指先を霊夢に向け、対する霊夢も肩の力を抜き自然体で迎え撃つ

「こんなに月も紅いから・・・・・


                        「こんなに月も紅いのに・・・・・


 楽しい夜になりそうね」

                         永い夜になりそうね!!」


二人から放たれる弾幕が戦闘開始の合図となった。


駄メイ紅魔郷 ステージ 6 エリュシオンに血の雨




―――――――――――――――――――――Act2(魔理沙編)―――――――――――――――――――――



「まいったぜこれは・・・・
 ここに異変の首謀者がいるのか?」
「いるわよ」
「こんな地下室にか・・・・?」

魔理沙は咲夜に連れられ、とある地下室に連れてこられた
魔理沙としては闇雲に探してもよかったのだが・・・・


※少し前

少々不覚をとった咲夜は、魔理沙の弾幕によって倒される。

「ちくしょーーーーーー!!なぜだーーーーー!!」

血涙を流す姿に盛大に引く魔理沙であった。

「ま、そういうことで薬はお預けだぜ
 魔理沙さんは寛大なんでこれからも弾幕勝負は受け付けるぜ?」
「では、さっそく・・・」

咲夜は第二ラウンドを開始しようとするが・・・・

「おいおい、今は異変の真っ最中だ。そんな時間はないぜ?」

魔理沙ににべもなく断られる。
確かに、正論すぎるのでそれならばと

「くっ・・・・なら異変の首謀者にあわせてあげるわ」

自分の欲望のために主人を売る姿は、まさに駄メイドだった。

※時間を戻して

「しかし良いのかい?」
「早く終わらせたいのもあるけど、あんまり暴れられると後の掃除が大変なのよ」

メイドとしての根底は残っているようである。
実際に霊夢や魔理沙が暴れて館はめちゃめちゃであるし、
メイド妖精たちに期待はできない・・・・結局は咲夜が片付けるしかないのである。

「本音は?」
「うまく恩を売って薬が貰いたい!!・・・・あ」

やはり、どこまでいっても駄メイドであった。

「そんなにほしいのかね・・・これ」

魔理沙は何となく自分の股を見つめる。
確かに今の生活が出来たのはこいつのおかげだが・・・・。
出来た当初は苦労したのである。

(やたら元気だったしなぁ・・・・)

同じように魔理沙の股を見つめていた咲夜・・・・本当に物欲しそうな顔をしてる

「それさえあれば・・・・それさえあれば美鈴と・・・・・
 【閲覧削除】とか【禁則事項です】とか【よい子は見ちゃダメ!】が出来るじゃない!!」
「あ~・・・・把握した。
 仕方ないな、このままだとストーカーされそうだし」
「私がストーカーするのは美鈴だけよ!」
「黙れ、駄メイド。
 これ持って行けばいいぜ」

魔理沙が懐から薬の入った瓶を取り出した。

「これは・・・・・」
「試作品。効果は一回一日。分量的にいけば一カ月はもつぜ」
「マジで?」
「マジで」

咲夜は速攻で魔理沙から瓶を奪い取ると猛スピードで駆け出していく。

めぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇりぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃん(ドップラー効果)」

時間止めるのを忘れるぐらいに・・・・・。

それを見つめていた魔理沙が一言。

「行ったか・・・・。
 試作品の意味わかってるのかね?
 確かに生えるが・・・・それは体の相性が合えばの話なんだけどなぁ・・・」

以外に、強かなようである。

「さってと、霊夢にゃ悪いが異変を解決しますか!」

そう言って魔理沙は地下室の中に入っていくのだった


――――あとがき――――
本日はここまで・・・・。
駄メイドに生えたか生えないのは皆様のご想像にお任せします。
次回更新は日が開くようです



[19396] 駄メイ紅魔郷 ステージ EX 最終鬼畜全部駄メイド
Name: 藤堂しおり◆fd78facb ID:606a3d67
Date: 2010/12/22 12:13
はじめに···このお話は15禁としています。
ストレートな表現はしませんが、近い表現はあります。
ご意見しだいでは改定することも吝かではありません。


―――――――――――――――――――――Act1(霊夢編)―――――――――――――――――――――

(絶賛弾幕中 以上)

「「扱いがひどいわよ!!」」
仕様です。


―――――――――――――――――――――Act2(魔理沙編)―――――――――――――――――――――

「さってと、ご対面の時間ときたもんだ♪」
この魔理沙、おっさんである。

魔理沙が地下室の扉を開けると、薄暗い部屋に少々小さめの人影があった。


駄メイ紅魔郷 ステージ EX 最終鬼畜全部駄メイド


「おっと、首謀者のお出ましか?
 さっさとこの異変を解決させてもらうぜ」
魔理沙はミニ八卦路を構えるも·····人影はピクリともしない。

「????」

不振に思い近づいてみると····それは等身大のレミリア人形だった。
「人形か···なんでこんなところに?」

おもむろに人形に手を出すと····

(ニチョ···)

人形はネバついていた。
それも全身

「??!?キモッ!?!!?クサッ!!!?!?」

気づけば異臭を放っている。
魔理沙は、はじめは地下室で何か発酵した臭いかと思った。
しかし、臭いの原因はこれだった。

ここで、絶賛混乱中の魔理沙に代わり少々、人形の解説をしよう。
まず見た目。
 綺麗な部分はまったくない。
 変色してるか····より変色しているかのどちらかである。
 ちなみに、より変色している部分は顔·手·胸·股·足の指となっているのは押して図るべし。

そして臭い
 それは熟成された”何か”····”何か”は筆者はよく嗅いだ事はないので皆様のご想像にお任せする。
ちなみによ嗅がなくてもひどい人は本当にいる。
そこは愛でカバーすれば万事OK。

ここまでこなくても皆様がお考えのとおり。
この人形はフラン用(自主規制)人形 レミリアちゃん☆う~230号である。(設計:パチェ·作製:魔法の森の人形師)

ちなみにこれも皆様のお考えのとおり···駄メイドの部屋に同型改良版の駄メイド用(自主規制)人形 美鈴人形魔乳バージョン(防

水加工)がある。

駄メイドは洗えるように防水加工。フランは染み付ける用に吸収性の良い生地を使っている。

「く····この臭い取れるのか?
 このハンカチはお気に入りだったのに···。
 放置してるのはだれだ?」

手を拭いたハンカチをその場に捨て、あたりを見渡すとおくにある扉から禍々しい····禍々しすぎて逆に神々しい(なんのこっちゃ

)気配を感じる。

魔理沙の脳内では最大級のアラームが鳴り響いているが···こんなことしくさった輩に一言でも文句を言いたいという気持ちもわずか

ながらにある。
僅かながらに迷っていた魔理沙ではあったが、出した結論は「出たとこ勝負」に落ち着いた。

「いち···に~···の·····さんっ!!」
勢いよくドアを蹴破る魔理沙。

「動くと撃つ!」

「おねぇさま~♪」


バタン!!


「あ、ありのまま起こったことを話すぜ。
 部屋に踏み込んだら幼女が人形で<自主規制>してた。
 人形を<自主規制>しながら、<自主規制>をし
 さらには<自主規制>になっていた。
 な、なにを言ってるのかわからない(略」


(よし、落ち着け。落ち着け····私
 どうすればいいか考えるんだ。
 ··················
 ··················
 ··················
 見なかったことにしよう)

魔理沙はすべてなかったことにし紅魔館をあとにした。

――――あとがき――――
作者は生えてようが、バインバインだろうが、ツルペッタンだろうがオールラウンダーでイケます。
 ガチムチは無理ですが
あと犯罪はだめ!絶対だめ!妄想内だけに収めましょうね?

紅魔郷の魔理沙ってふつ~にしゃべってるよね。
どこがどうなってあんな設定になったんだ。



[19396] 駄メイド妖々夢 ステージ OP
Name: 藤堂しおり◆fd78facb ID:606a3d67
Date: 2010/12/25 00:01
――Side モノローグ――


――4月中旬――
幻想郷は季節はずれの雪に悩まされていた。
異常気象というにもあまりにも突飛過ぎて「異変なのでは?」と思う人々も多数いる。
そのさなか異変解決のプロフェッショナル・博霊の巫女はというと・・・・
「寒かったら人肌で温まればいいじゃない(これを理由に魔理沙と・・・・)」
本心は別としてあまり気にしてないようだった。


―――Side 紅魔館―――
駄メイドの入れた紅茶を飲み憂鬱そうにレミリアはつぶやく。
「寒いわ・・・・・」
「冬ですから、寒いのは当たり前です。お嬢様」
「冬って、今は4月よ!?
 肌寒いとかのレベルじゃないじゃない!
 肌寒い通り越して雪が降ってるわよ!!」

が~!っとうなるレミリアに対し駄メイドは・・・・・

「お嬢様。大股開いて大声出すのははしたないです。
 (パンツが丸見えです)」
「あら・・ごめんなさい。ってそうじゃないわよ!」
「あと、美鈴が夜勤明けで寝てるのでお静かに」
「あ、それは気をつけないとね。美鈴もいつも大変だろうし・・・・って、なんで私がそこまで気を使うの?!
 私の大声で起きるぐらい美鈴の部屋は近くはないでしょ!」

思考回転がトリプルアクセルしちゃってる駄メイドにいちいち突っ込むのはレミリアの悲しいサガである。

「むしろ、私は添い寝したいです」
「何言っちゃってんの、この駄メイド!?会話になってないよね?!」

今日も紅魔館は平和である。


駄メイド妖々夢 ステージ OP


「わかりました。調査しましょう。
 お嬢様のコートはこちらです」
「そうそう、外は寒いからコートは必須よね」

レミリアは咲夜がいつの間にか取り出したコートを着て、ドアノブに手をかけると

「それじゃ行ってくるわ」

と、言い残しそのまま出て行く。

「ふう・・・今日もお仕事がんばらなくっちゃ♪」
咲夜は何事もなかったかのようにカップを片付け始めるが・・・・・

(ガチャッ!!)

「って、私が行ってどうすんのよ!!
 あなたが行きなさいと私は言ってるの!(がうー」
「お嬢様。大股開いて大声出すのははしたないです」
「あら・・・ごめんなさい。って、またこの流れ!?
 いいから行ってきなさいよ!」

襟首つかんで、咲夜を持ち上げるレミリア。
ヴァンパイアロードはとっても力持ち!


「残念ながら・・・今日は美鈴の乳枕で寝る予定が」
「そんな予定はなしよ!
 むしろ、美鈴が貴方にそんなことをさせる分けないでしょ!!」
「えっ?」
「えっ?・・・じゃないわよ!
 キリキリ行ってきなさい!わかってるかしら、貴方はメイド!主は私!
 (ギリギリ・・・・)」

痺れを切らしたレミリアが咲夜をアイアンクローで吊り上げる。

「ちょ!?お嬢様!?これまずいです!頭蓋骨割れる!!本気で頭を握らないで!!」
「割られたくなかったらさっさと行く!」
「イエス!マム!」

飛び出していった咲夜を見てため息を吐くレミリア。

(もう主やめたい・・・・)

レミリアの苦悩はまだまだ続く

――――あとがき――――
レミリアのノリツッコミが書きたかった。
妖々夢の時期っていつごろなんですかね?
このSSでは4月中旬にしましたが、3月ぐらいなんでしょうか?

冥界組はおおよそ決まってます。


――次回予告――

異変解決に向かう霊夢。
魔法の森からも魔理沙が異変解決へと赴く。

しぶしぶ、紅魔館後にした咲夜・・・この異変の結末はどうなるか?

現れる敵に正常な人物はいるのか!?
それとも全員駄目人間か!?

真相は2100年01月01日発売の東方駄メイド 妖々夢で!!




これネタにゲームでも考えようとしたけど、どう見ても18禁です、ありがとうございました。


――ボツネタ――

咲夜「お嬢様。大股開いて大声出すのははしたないです。パンツが丸見えです」
レミリア「貴方の服装のほうが見えすぎるでしょうが!」
咲夜「パンツ穿いてません」
レミリア「どきゅ~ん」

咲夜「お嬢様。大股開いて大声出すのははしたないです。パンツが丸見えです」
レミリア「そこは見てみぬ振りをするところでしょうが!」
咲夜「でも、美鈴のパンチラなら、ちょっと見てみたいかも」
レミリア(ドゴォ)

こういうネタは書いてて面白いけど、やりすぎると良くないのでやめました。




[19396] 外伝 パチュリーがひどいことになったようです。
Name: 藤堂しおり◆fd78facb ID:8fc9f456
Date: 2010/07/07 14:22
魔理沙・・・・私ははすごいことを発見したかもしれない。


何を発見したかって?


それは「八雲紫をババアと言う」というのが人類が滅亡することを指していることを!!


八雲紫は知っての通りスキマ妖怪というのはわかってるわね?。


注目するべきはこの「スキマ」という言葉よ。


「スキマ」というは暗い空間ということであり、これは地下の空洞を意味してるわ。


地下・・・アンダーグラウンドという言葉からある秘密結社の存在が浮かび上がるわ。


魔理沙も分かっていることだけど、世界には古くから多くの秘密結社・・・・いわいる地下組織が存在してるわね。


そして、それは今もなお根強く生きている。


「八雲紫をババアと言う」ということは、ババアとは八雲紫とっては禁句中の禁句。


それは報復として己の能力・・・・「境界を操る程度の能力」をつかう事を意味してるの。


スキマを開放する。・・・つまり地下組織が表に出るということを示してるの。


また、地下組織の多くが宗教組織であり、これは各地で宗教戦争が起こるということ。


各国に進出した地下組織の面々が国を操作することにより、世界で核戦争が勃発する危機ということよ。


つまり「八雲紫をババアと言う」は地下組織が国をのっとり、核戦争が各地でおこり人類が滅亡するということなのよ!!


魔理沙「ナ、ナンダッテー!!?」


レミリア「やだ・・・ナニコレ・・・・」


―――あとがき―――
やれって言われたのでやった。
パチュリーの趣味はM○Rゴッコ。
このネタは超展開理論をしないと成立しない気がした


お題:「紫をババアと言う」と核戦争が起こる。



[19396] 駄メイド外伝  ショートストーリー
Name: 藤堂しおり◆fd78facb ID:606a3d67
Date: 2010/07/29 02:02
始める前の注意事項

・今回はちょっとしたお遊びです。
 文章量も少ない一発ねたでございます。





---紅魔館 地下図書室---

日も差さぬ地下室・・・・。
動かない大図書館ことパチュリー・ノーレッジはある作業に没頭していた。


「魔方陣がこうだから・・・・
 ここをこうやって・・・・」


本を見ながら床に幾何学的な図形を描きこむ。


「これでよし・・・・あとは・・・」

パタンと本を閉じると手を前に突き出し・・・・言葉のようで言葉ではない。

言葉に力が宿り、言葉に呼応し魔方陣が徐々に反応しだす。

淡く光っていた魔方陣が、やがて点滅しだし・・・・そしてまばゆい光を放ち始める。
光は図書館全体を包み込み・・・・パチェリーの視界をさえぎる

「・・・・・・できた」

まばゆい光の中で何かの気配を感じるとパチェリーは成功を確信した。


光が収束したとき・・・・魔方陣の上に一人の女性が立っていた。

ただし、女性は人間ではなく・・・・尻尾を持ち・蝙蝠の羽がある・・・・悪魔であった。





悪魔がパチュリーを見据えると・・・・威厳のある声で言い放つ。











        ,. -‐┬――‐-- .._     -=ニ、丶,、
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    |  ヽ:::|ヽ、:::::::|ヽソヽ:::| `T''ー-,、`ヽ!::::|::::|:::::.|:.:.:.!.
    |   ヽ! ,!::ヽ、:!   ヽ,!   ''、ヽソゝ、|:::/ 、!:::.:l::.:.:.!
           /:!:.:.:.l:l  ''       ̄´ !:/:;''  \::.|:::.:.:|
        /:::l:.:.:.:.|::ヽ丶. _        イ:|::|''ヽ、  ヽ、:::.:|.
         /:::::l:.:.:.:/:.|:.:\    ,. ''" |::|::|:::l::::l` ー‐''::.:.:!.
      /::::::/:.:.:/:::::!::::::::` ー '',´   |::|,. -、::::l::::::::::::l:.:.!

「問おう。 貴方が、私のマスターか――」







答えを待つ悪魔。
召喚が成功したとにんまりするパチュリーは小悪魔に向き合うと問いに答える。






パチェリー「明日から司書、お願いね」


    , -─- 、
      ⌒
.      ,.-、_
     ///, |             -─ァ
     ,'' ‐ァ┴-、__
    r''!     ,ィ''´:::/       、   、_ノ  ┼,
    | ゝ--‐´,|::::人-─‐- 、,_ノ)        /´|7ヽ.
    l、   ./|\ア''"´ ̄ヽ  `ヽ.       しヘ ノ
   | ヽ-‐'' / /  / ̄,     ⌒ヽ ,        つ
   |    ! .,:''  /メ./!  / ,ハ  ∨ヽ.
  ./!     |/  /7´ハ` |/_|_  |   |:::::;ハ/)、   、
. //|    ./  八''、_り    ''ァr、/  /⌒ヽ| つり ) )
'' ./.7、_  ,'' ./⊂⊃  _  り ハ|イ  \r-‐ ''
'':、.!/|   .|/|/、   /´ `ヽ)⊂| |>\_/
::::\|    /:::/>,、.,___,,.. イ .!./
/:::::::''、.,_/:::/  |__/、__ノ∨| /
⌒ /|__/::::::''--、/ム |   ,.レ''


ーーあとがきーー

最近忙しくなりました。
投稿が遅れること請け合い。
ちょっと書きだめをするかもしれません。
(仕事の息抜き的な意味で)


小悪魔はょぅι゛ょ タイプ


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