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弁護士刺殺 事件の様子、遺族再現 自宅公開「本当のこと教えて」 秋田

2010.12.24 02:17

 秋田市の弁護士、津谷裕貴さん(55)が11月4日、自宅で菅原勝男被告(66)=殺人罪などで起訴=に刺殺された事件で、現場に居合わせた津谷弁護士の妻、良子さん(53)ら遺族が23日、自宅を公開、良子さんの目撃にそって事件の様子を再現した。

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 良子さんの証言によると、110番通報したあと、警官が入れるように台所の勝手口のかぎを開けた際、菅原被告に拳銃を突きつけられたが、拳銃を持つ菅原被告の手を思わずつかみ上げた。

 津谷弁護士も加わり、3人でもみ合っているうちに、勝手口から警官2人が「大丈夫ですか」と入ってきた。良子さんら3人は振り向き、警官も3人を見たはずだという。

 菅原被告の手を放し、警官に任せた良子さんが、台所から廊下に出てみると、警官2人が両脇から津谷弁護士の両手を高く上げて押さえていた。拳銃は右利きの津谷弁護士の左手に握られていた。津谷弁護士は大声で「おれは被害者だ、あっちだ」と叫んで菅原被告の方を向き、良子さんも「あっちだ」と指さしたという。その際、凶器の剪定(せんてい)ばさみの刃先が見えたという。

 県警は「2人目の警官は10秒ほど遅れて入った」「入ったときは2人の男がもみ合っていて、男の1人が拳銃を持っていた」などと説明。良子さんの証言と微妙に食い違っている。

 良子さんは「主人は戻らない。本当のことを教えてほしい。でなければ主人が浮かばれない」と話した。

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