2010-11-14
101114 「でんじろうのサイエンスショーin二本松」に行って来た
東北電力企画の「でんじろうのサイエンスショーin二本松」に行って来た。
テレビに出演する超有名人が来ること。無料であること、息子は自分で「科学者」になりたいと豪語していること、から当然の申し込みである。
2時間も科学実験をするのだと、親として教師として、興味津々で出かけた。
正直なところ「さすが」と「ものたりなさ」と相反する感想をもって帰って来た。
まず、物足りなさであるが、行った実験そのものは超有名な実験ばかりであった。
ブーメラン
空気砲
電気を起こす
雲をつくる
空気の重さを感じる
二本松の文化センターにはすっごく珍しいと思われる超満員(1200人)のお客さんである。
そんな中、舞台の上で参加型のサイエンスショーは難しいだろう。
後ろのお客さんが見えなくちゃ話にならないだろう。
そうすると、結果的に行える科学実験は限られて来るのかもしれない。
そんな中、2時間の中で目玉的な実験を用意するのも、その世界で飯を食べている人であれば、工夫してもらえたらと思うのは・・・わたしの感覚がやっぱり異端なのかな。
次に「さすが」というところ。
先に書いた、今では多くの方が知っている当たり前の部分を「1200人」の人が満足できるようなショー形式に仕立てて来ることである。
ブーメランが会場の半分あたりまで飛んででんじろう先生の手元にかえってくるところを見ると感激もした。
大きな空気法で発射した空気が会場の後ろまで雄大に飛んでいく姿は感動もした。
液体窒素を大量に沸騰したお湯の中に入れて瞬間的に入道雲を作ったときには声を出してしまった。
これはさすがである。
ショー化してあるのが素晴らしい。
わたしなんかには絶対にできない芸当である。
ま、息子は満足していたようで
「でんじろう先生のショーに当たって本当に良かった」
と言っていたのが全てを物語ってはいるのかな。
とにかくすてきな体験をさせてもらった。
でんじろう先生。二本松に来てくださいましてありがとうございました。