「在特会」運動とは何か?(1)
「在特会」運動とは何か?(1)
注目すべきは何が会員増加の原動力となったのか?
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「在日特権を許さない市民の会」は2007年1月に発足した。これまでの短い期間の中で会員数は1万人にはまだ到達していないものの、日本の保守系の団体においては急激な伸張を記録した。
この「在特会」の驚異的な伸張に対して、主に反対する勢力並びにジャーナリストなどによって、その伸張がいかなる理由によるものなのかの考察が繰り返し述べられてきたが、そのどれもがなるほどと納得いくものではなかった。
失われつつある日本保守主義への原点回帰を目指す運動なのか?それともベース(基本)はそこにあっても、それを乗り越えた所に最終の着地点があるのか。
その辺りについて、まだ考察が必ずしも行われてはおらず、現在マスコミやジャーナリストがやっている作業は、「在特会」が行ってきた運動への後追い作業に終始してるとしか見て取れない。
そもそも「在特会」運動とは初めから教義があってのものではなく、それはいい知れない国家体制の崩壊を前にした救国運動として、危機意識を共有した若者達が結集することにおいて会員が増加して行ったものと思います。
これから私が論じようとするものは、あくまでも私見でしかありませんが、この「在特会」の運動を理解する一つの試みであると読者の方々には感じて頂ければと思います。
日本は先の大戦において敗れ、それまでの保守的な社会体制は崩れ去りました。この保守の再興を目指す試みは様々な団体によって行われて来ましたが、それは国民運動としての大きなうねりを出すまでには至らなかった。
真面目な保守勢力と言ったら語弊があるかもしれませんが、それは戦後自民党政治の中に埋没して来た。決して自民党が日本における真の保守政党とは言えないが、他の政党の殆どが保守の概念とは対立するものであった以上、真面目な保守勢力が自民党の中において、そこからの保守主義の再興を目指したことはやむ得ない選択でもありました。
しかしながら、自民党は保守政党とは呼ばれたものの、その保守主義とは余りにもかけ離れた存在となって行く。保守主義は再興されるどころか、その反対に消滅への動きが顕著に現れ始めて行った。
ジャーナリスト・安田浩一氏のg2の記事の中で、「在特会」の広報局長である米田隆司氏がインタビューに答えた次の言葉に私は非常に興味を覚えた。
「エポックと言ってもよいでしょう。このデモの動画が評判となり、会員が爆発的に増えたのです。しかも、これをきっかけに海外メディアからも注目されるようになり、ますます在特会は知名度を高めて言ったのです。」
これは日本に不法に滞在していたフィリピン人のカルデロン一家に対するデモ行進の動画のことです。爆発的な会員の増加が、本来「在特会」が主張してきた在日朝鮮人の“在日特権”ではなく、フィリピン人の不法滞在者問題であったという事実は着目すべき点です。
これまでの社会秩序が急速に破壊され消滅する中で、新しい秩序は何ら説明されない。我々の日本に不法に入国しきた外国人に対して、法も国家も全く対処できないで、その不法入国は子供の人権問題へとすり替えられてしまった。
この国が我々日本人のものであって、決して外国人のものではないという、その当たり前の事さえも消え去ってしまうのかーこの思いは多くの日本人が共有する思いだったのでないか。
我々は今の日本という国家が、極めて感染力の強いバイ菌によって冒され、危険に晒されて行くのを目の当たりにしたときに、もう黙っていることは出来なかった。
我々は強力な愛国運動とそれによって打ち立てられて行くであろう、社会秩序と社会規範の遵守の必要性を痛感したのである。以前からその運動を渇望する空気はあったが、残念ながら既存の保守はその空気を読み取ることが出来なかった。
一部の過激な主張を掲げる極右はそれを感じ取り上げては来たが、国民大衆の理解を得られることが出来なかった。この事は極右を標榜してきた私が率直に認めている所です。
「在特会」の運動とは、現在の社会体制に抗する若者の叛乱であると同時に、この社会のエリート層(支配権力者側)に対する強烈なまでの“不快感”の表明から始まった。
各人が心の中に秘めていた「未来社会に対する不安感」は、世の中に飛び出すことによって、同じ思いを抱く多くの仲間がいることに気がつき、心強く感じることになった。
一人一人をみれば非常に真面目な人たちばかりであり、正義を貫こうとしていると私の目には写ります。頑迷な国粋主義者から穏健な保守主義者、そして排外主義の極右まで、その参加する人たちの幅は広い。
このように多様な人々を結びつけている一本の糸とは、ナショナリズムだと思います。日本語で表すとすれば愛国運動なのです。保守、右翼とか言った概念を包括する意味においての愛国運動、それが現在台頭してきた「在特会」の運動の正体であり、また本質的な部分であると思います。
社会に産声を挙げたこの社会変革を目指す運動が、今後どのように変貌を遂げながら一大国民運動へと勃興するかについては、その予測は明日以降に譲りたい。
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Posted by the_radical_right at 14:26│
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「外国人参政権」が「常設型住民投票権」に名前を変え、可決されまくってることを知らないネトウヨ達
http://hato.2ch.net/test/read.cgi/news/1293277183/
日本の法律をよく守り、反日活動をせず、暴力団にも加わらず、参政権も要求しない“模範的外国人”として暮らす人は、そうそう叩かれる心配はないでしょう。
外国人参政権が駄目になったら、今度は「住民投票」です。
住民投票は、確実に、安全保障や、エネルギー問題や、インフラ整備などに影響が出てくるでしょう。
はっきり言って、嫌われる人には、嫌われるだけの理由があると思います。
多くの市井は今の日本について、
「何かがおかしい、変だと感じながらも、具体的に何がどうおかしいか
よく分からない」「嫌韓流などの書物で問題点は分かったが一人では行動できない」と思っていたよう感じます。
在特会の会員の中でも桜井会長のトークと行動で目覚めた方が多いのではないかと。
「えぇ、そうだったの? それは酷い・・・」桜井会長のトークを聞いて、そう思った方が大いに違いありません。
桜井会長は本当に凄い方だと思います。
街宣などでの桜井会長の演説に対して、ゴキブリだのなんだのとかなりひどい言葉を使っていると文句をいう人もたまにいるようだけれど、講義をしているわけじゃないので、相手にインパクトを与えるためにはときに言葉や声を荒げることも必要だろう。
普段の桜井会長の言葉づかいをみれば、彼がどんな人柄かおおよそ解ろうというものだ。会長と同世代のそのへんを歩いている連中より、よほどきちんとしている。
在特会から犯罪者が出ています。
何が市民運動なのでしょうか?
未来の不安に駆られたレイシスト集団である。
事実在特会会員に弁護士ひとりいない。
反日工作員の手口
http://pigzhina.blog122.fc2.com/blog-entry-162.html
単純すぎる日本人
http://pigzhina.blog122.fc2.com/blog-entry-165.html
テレビと新聞が必死に隠している!動画
http://mikosuma.com/movie.html
創価学会員からは犯罪者しか産まれません。どこが宗教なんでしょうか!
私は白丁で民潭の犬のヘタレ在日の工作員です。
>↑
一般の市民が動員される訳でも無く自発的に参加しているので市民運動でしょう。
外野から何を言おうがこの広がりは止められませんよ。
在特会の会員数に関しては、反対する立場の人たちから常に疑問が提起されています。増えるばかりなのはおかしい、公称会員数とデモの動員数、財政力に落差がありすぎる、会費も何も払っていない、在特会のブログの会員になるをクリックしただけの人間を会員として計算し、一度クリックすればあとは何もしなくても会員としてカウントされ続けているのではないかというのが、疑問の主たる内容です。
1万人近い会員がいて、反民主党デモが全国で主催者発表で800人、アンチ在特会側の言い分ではその半分くらいというのは、いくらなんでも少なすぎます。財政力にしてもそうです。仮に1万人が毎月千円会費を支払えば、1億2千万円の収入になりますが、支部長といっても専従ではなく、そてもそれだけの収入があるようには見えません。
本来会員と云うのは、住所氏名電話番号職業年齢が登録されていて、毎月会費が入っている人のことを言います。その点では在特会の会員はデタラメであり、支部に名簿や帳簿が存在するかどうかも怪しいものです。
政治活動をやるのであれば、本部は総務省へ、支部は県の選管へ政治団体としての届け出を行ない、金銭の収支や、寄付行為をした人の氏名、会員数などを報告すべきであり、それをしないのは、人数の大幅な水増しを知られたくないからなのではと思えてきます。
自分のところは、収支も人員も、トップの氏名さえ隠しておきながら、自分たちが気に入らない政治家の金銭問題を批難するというのは、随分と勝手な態度のように感じられてなりませんし、今公表されている1万人近い会員数も信用が置けないものであると思っています。
とりあえず在特会には帰化賎人繁殖地マップ制作と、某国元首も心底嫌がってる、お寒い放火自爆糞漏れブルーギルに代表される妄動分子の調査研究と駆除運動を願う
覇権の移行期の現象でしょ。在特会も世界史と繋がってんだよ。
ところでいつだったか桜井さんがアメリカメディアの取材を受けてさ、その時、「アメリカのティー・パーティーを目指したい」みたいなこと言ってたなかったか?
それ知って私ゃそれは目指すべきじゃねー、在特会の運動はティーパーティーとは真逆のものであるべきだと思ったけどさ、そのことはさておき、現在のアメリカのティーパーティーの元になってるボストン茶会事件もまた覇権の移行期だろ。
で、現在のティーパーティーは名こそボストン茶会事件に由来するけどさ、実質は十九世紀末(これまた覇権の移行期)イギリスのコブデンなんかの運動と類比すべきものじゃねーかな。
まあとにかく在特会には頑張ってもらいたいね。微力ながら応援してるよ。
私は白丁で民潭の犬のヘタレ在日の工作員です。
桜井さんのインパクトのある話し方と瀬戸さんの落ち着いた話し方、お二人が共闘したら相当強力な物になるのではないでしょうか。
出来れば時間の都合が付く限りお二人での街宣活動を行って頂ければと思います。
在特会のデモに参加されている人達の全て=在特会会員ではないので在特会の活動を支持している人たちは凄い数になるでしょう。