予算案 92兆4116億円に
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予算案 92兆4116億円に

12月24日 12時6分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

政府が24日夕方の臨時閣議で決定する来年度予算案の全容が明らかになり、一般会計の総額は、今年度を1100億円余り上回る過去最大の92兆4116億円に達することが分かりました。

それによりまますと、来年度予算案は、歳出のうち「一般歳出」に「地方交付税」16兆7800億円を加えた「国や地方の政策に充てる経費」が70兆8625億円、国債の返済に充てる「国債費」は21兆5491億円となります。これに対し歳入は、「税収」が企業業績の回復で今年度の当初予算より3兆円以上増えて40兆9270億円、税金以外の「税外収入」が7兆1866億円となります。また、歳入不足を補うための「国債の発行額」は、今年度をわずかながら下回る44兆2980億円となります。この結果、来年度予算案の一般会計の総額は、今年度を1100億円余り上回る92兆4116億円に達し、過去最大となります。これで来年度予算案の国債の発行額は、2年連続で税収を上回る異例の事態となり、政府は、今後財政再建に向けた道筋を早急に示すことができるのかが大きな課題となります。来年度予算案は24日夕方開かれる臨時閣議で決定されます。