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【プロ野球】

星野監督ムートンブーツで指揮? 仙台の防寒対策で検討

2010年12月25日 紙面から

 楽天の星野仙一監督(63)が、防寒対策として女性にも大人気のムートンブーツを履いて采配を振るう可能性が24日、浮上した。ロッテとの来季開幕戦は本拠地のKスタ宮城で3月25日に行われるが、球団創設以来この時期に仙台で公式戦を開催したことはなく、厳しい寒さが予想される。星野監督も「ムートンブーツでも履くか。女性にも人気があるからな」と着用に前向きだった。

 ムートンブーツとはヒツジの革で作られた保温性の高い長靴でオーストラリアが発祥。男性愛好者も多く、楽天では田中がプライベートで愛用している。オーストラリアの事情をよく知る星野監督はムートンブーツにも詳しく、仙台の寒さにはうってつけのアイテムと直感したようだ。

 ただ、実際に試合中にこれを履いて指揮を執ることができるか。野球規則1・11によると「同一チームの各プレーヤーは、同色、同形、同意匠のユニホームを着用しなければならない」とあり、規定が設けられているのは選手のみ。アグリーメントを含めて監督に対する服装規定は明確に決められていない。

 大リーグでは1950年までアスレチックスなどで指揮したコニー・マック監督が試合中にスーツにネクタイ、山高帽姿だったという記録が残っており、服装で処分を受けたことはなかった。日本でも近年になって投手を除いてネックウオーマーが事実上許されている。ムートンブーツは果たして容認されるか…。

 「地の利を生かして寒さで相手をやっつけるんだ」と星野監督。思考能力をアップさせる“頭寒足熱”でズバリ采配を呼び、ロケットスタートにつなげる。 (鶴田真也)

 

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