小沢一郎元代表:強制起訴手続きの執行停止で特別抗告

2010年10月27日 21時30分 更新:10月27日 21時56分

民主党の小沢一郎元代表=衆院第2議員会館で2010年10月7日、長谷川直亮撮影
民主党の小沢一郎元代表=衆院第2議員会館で2010年10月7日、長谷川直亮撮影

 民主党の小沢一郎元代表が東京第5検察審査会の起訴議決の取り消しなどを求めた行政訴訟に絡み、小沢氏は27日、強制起訴手続きの執行停止や検察官役の弁護士の指定の「仮差し止め」の申し立てを退けた東京高裁決定(22日)を不服として、最高裁に特別抗告した。弁護団は「高裁決定は裁判を受ける権利を保障した憲法に反する」と主張している。

 弁護団によると、既に東京地裁が22日に検察官役の弁護士を指定したため、最高裁には議決や指定の「効力停止」を求めるという。これに伴い、小沢氏側は行政訴訟の請求の内容を、弁護士指定の「差し止め」から「取り消し」に変更した。【山本将克】

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