広島市の秋葉忠利市長は24日、都内であった指定都市市長会議で、市が招致を検討している2020年夏季五輪の開催地立候補に向けた活動の進展状況などを報告し、協力を求めた。
秋葉市長は8月の同会議が広島五輪を応援する決議をしたことに感謝した上で、「みなさんの応援のおかげで大きく進展を図ることができた」と述べた。9月末に基本計画案が完成したことも報告。「世界中に応援の輪は広がってきた」と話し、引き続いての協力と理解を求めた。
会議後、秋葉市長は立候補するかどうかの決断時期については明言しなかった。一方で「市民や競技団体などへの理解は広まり、手応えを感じている」と強調した。
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