No.201 ひとりでも高揚する5枚
No.201 ひとりでも高揚する5枚2010/12/23
これまで自宅のCDJやターンテーブルは窓際に並べてたんですが、セッティングを変えてDJブースっぽいものを作りました。誰もいないフロア(部屋)を見据えながら夜な夜なDJイング……た、楽しい! 想像以上に上がりました。というわけで今回はひとりでも高揚する5枚をご紹介します。
1. 土屋浩美“DARLING”(発売中)Sly Mongooseを迎えた2003年のシングル“SOMEDAY”が根強い人気を得ている女性シンガー、土屋浩美が超久々に本人名義による作品を発表しました。表題曲は日本語詞によるスウィート・ソウル最高峰。カップリングにはケイシャ・コール“Love”のサルサなカヴァーを収録しております。アナログ7インチのみなんですが、素ん晴らしい仕上がりですし、再始動の嬉しさも手伝って紹介してしまいました。本シングルを経て、2011年3月2日にはフル・アルバム『トパーズ』をリリース予定。期待大!
2. 福岡史朗『朝のステーキ』(発売中)ちょっと大滝詠一を思わせるスモーキーなヴォーカルが印象的なシンガー・ソングライター、福岡史朗が2年ぶりのソロ・アルバムを発表。今回はプロデューサーに麻田浩を迎え、なんとマーク・リボーも参加。ブルースやカントリー、アメリカのルーツ・ミュージックを血肉化したアンサンブルが実に心地良いし、プレイヤーたちの呼吸の合致感に驚かされます。毎作良いですが、今回も良い!
3. 石橋英子『carapace』(2011年1月6日発売)ドラマーとして、インプロヴァイザーとして、そしてシンガー・ソングライターとして多面的な活動を展開している石橋英子による約2年ぶりのソロ・アルバム。ジム・オルークがプロデュース、録音、ミックス、演奏までを担った本作は、彼女のヴォーカルによりフォーカスを当てた一枚となりました。ピアノ主体の静謐なサウンドに変拍子やドローンなども盛り込み、美しくも不穏な空気に満ち満ちた作品世界を作り上げております。
4. SOFT meets PAN『Tam ~Message to The Sun~ タム お日様への伝言』(発売中)世界を渡り歩きながらサイケデリックなダンス・ミュージックを紡いできたJUZUことMOOCHYが、ジャム・バンドのSOFTと手を組み、作り上げた作品がこちら。ファンクやサルサを消化したSOFTの開放的なアンサンブルの上に、トリニダード・トバコ録音によるスティールパンの演奏をふわりと浮かべたチル・モードの作品となっております。今年リリースされたJUZUのディープな大作『Re:Momentos "Movements"』と対をなすような、ある種の軽さが味わえる一枚。
5. JEBSKI『PAD』(2011年1月12日発売)DJ Yogurtとのデュオ・ユニットでの活動などで知られるトラックメイカーが初のソロ・アルバムをいよいよリリースします。ロス・ヘルマノスのジェラルドを迎えたUR直系トラック“STILL”など、これまで12インチで発表してきた名シングルの数々&新曲をパッケージング。豪快かつエモーショナルな音使いで、圧倒的な多幸感&トランス感を生み出す手腕は当代随一。フロアを瞬間煮沸するキラーかつドープなトラックの連打に圧倒されますよ。そんなところで今週はおしまいです。ではでは。