冬型気圧配置:近畿で木枯らし1号 東京都心は13.8度

2010年10月26日 20時0分 更新:10月27日 0時16分

近畿に「木枯らし1号」が吹き、冷たい風を受けながら歩く女性=大阪市北区で2010年10月26日午後3時20分、後藤由耶撮影
近畿に「木枯らし1号」が吹き、冷たい風を受けながら歩く女性=大阪市北区で2010年10月26日午後3時20分、後藤由耶撮影

 日本列島は26日、西高東低の冬型の気圧配置となり、全国的に肌寒い一日となった。札幌市や青森市などで初雪を観測したほか、近畿地方で昨年より1週間早く「木枯らし1号」が吹いた。関東地方なども冷たい空気が流れ込んだ午後から気温がぐっと下がった。

 気象庁によると、冬型の気圧配置の中心は北日本だが、東日本や西日本でも北寄りの風が吹き気温が低下。東京都心では午前中に最高気温19.8度を観測した後、急激に冷え込み午後5時過ぎ、13.8度まで下がった。東京・新宿では早くもマフラーを巻いて両腕を抱えたり、身を縮めて歩く若者の姿が目立った。

 27日も北風が強くなるため日中はあまり気温が上がらず、都心の最高気温は12月上旬並みの14度と予想されている。【飯田和樹】

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