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iPad使い公開授業 小学生「算数、ゲームみたい」 | ||
多機能情報端末「iPad(アイパッド)」の授業への導入を目指している武雄市で21日、初めての公開授業があった。iPadをいち早く取り入れた山内東小(稲田義邦校長)の子どもたちが画面に指で触れ、楽しみながら学習に取り組んだ。
公開授業を行ったのは、2年生35人と6年生26人で、それぞれ算数と外国語活動を披露した。
このうち2年生は、iPadでかけ算を学習。子どもたちは巧みに指を動かしながら、画面に表示されたかけ算の問題を解き、答えが同じ数になるかけ算の式を画面上の黒板に書いた。
山口亜佳音さん(8)は「ゲームみたいで楽しく学べる。読書でも使ってみたい」と感想。授業を担当した松尾哲也教諭(52)は「今後、どんな授業で活用できるかを摸索していきたい」と話した。
武雄市は現在、iPad40台を山内東小に導入。国の交付金を活用し、本年度中さらに196台を購入し、山内東小と武内小の2校で実証実験を行うことにしている。同市は「子どもたちの学習意欲アップ、学力向上につなげたい」と話す。 |
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2010年12月21日更新 |