日本プロ野球ドラフトの歴史
青森県三沢高校野球部のエースとして甲子園で活躍、１９６９年（昭和４４年）のドラフト１位で近鉄バファローズに入団した太田幸司投手。甘いマスクが多くの女性ファンをつくり、「コーチャン」の愛称で熱狂的な支持を受けている。入団後、近鉄には「広報担当係」が新設されて、単独取材お断り、合宿内撮影禁止等、まるで報道管制がしかれたかのようなものものしさとなった。１９７０年（昭和４５年）のオープン戦では３勝２敗の成績を残した。
対大洋とのオープン戦に登板し、力投する太田幸司投手。この試合では敗戦投手となった＝石川県金沢市の金沢球場で１９７０年４月５日撮影
対大洋とのオープン戦に登板し、力投する太田幸司投手。この試合では敗戦投手となった＝石川県金沢市の金沢球場で１９７０年４月５日撮影