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2010年12月24日(金) 19:15 |
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興譲館、5年ぶり日本一へ挑む
今月26日に京都市で全国高校駅伝が行われます。 中でも女子は、昨年優勝候補に挙げられながらアクシデントで3位に泣いた興譲館高校が、5年ぶりの日本一へ挑みます。
12年連続の全国出場となる興譲館、予選のタイムは全国47代表中トップ。 その2週間後にはさらにタイムを約1分縮めるなど、好調をキープしています。 井原市に位置する興譲館は、5年前には新谷仁美や現在天満屋の重友らを擁し、全国制覇も成し遂げました。 その興譲館の練習の特徴は走らないこと。 その代わり、補強と呼ばれるおもりをつけての筋力トレーニングに多くの時間を割いています。 全身の筋肉を長時間かけて鍛えることで、長い距離を走ってもフォームが崩れずスピードが落ちないという考え方です。 チームの大黒柱、3年生の赤松眞弘選手もこのトレーニングで強靭な肉体を作ってきました。 昨年の都大路は1区でまさかの転倒。 しかしその悔しさをばねに、今年は沖縄インターハイの1500メートルで優勝するなど実績を残し、この大会を目指してきました。 そしてもう1人、強い思いでこの大会に臨むのが、双子の姉・弘佳選手です。 この夏、右のかかとを痛め戦列を離れていましたが、先月ようやく復帰し、都大路では4区での起用が濃厚です。 練習で、選手たちはこれまでの歴代の先輩たちが大会で使ってきたたすきを肩からかけて走ります。 就任12年目の森政監督は、都大路では選手たちの気持ちのこもった走りを見たいと語ります。 赤松姉妹最後の都大路で、興譲館5年ぶりの頂点に輝くことができるか、全国高校駅伝・女子は26日午前10時20分スタートです。 女子は京都市・西京極陸上競技場を発着点に、5区間21.0975キロで行われます。 香川からは小豆島高校が初出場します。 男子は女子の後に予定されていて、岡山からは倉敷高校、香川からは尽誠学園が出場します。
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