Ｃｉｃａ、９頭身でグラビア席巻　五輪の星が転身

　“無国籍の９頭身美女”のキャッチフレーズとともにグラビア界を席巻しそうなＣｉｃａ（シカ）が、初のＤＶＤ「ハジメマシテ…Ｃｉｃａデス」をリリースした。アジアを股に掛けてモデルに女優にと活躍中。取材に中国語で答えつつ、日本では今のところ国籍、年齢は「秘密」だそうだ。

　タイ・パタヤで撮影された水着姿は目を見張るばかりだが、「幅跳びでたくましくなった脚は嫌い」と残念そうな顔で脚をさする。

　８歳から陸上競技の学校に入り、走り幅跳びで五輪を目指す選手として養成された。「１３歳の時には６メートル跳んで全国大会で優勝したけれど、練習を見に来たモデル学校の先生にスカウトされて、モデルの大会に出たらグランプリになったので、道が変わりました」。人もうらやむ経歴だが、語る口調は事もなげだ。

　「当時、胸は全然なくて、１６〜１８歳でどんどん体が女性的になりました。その分、幅跳びは今は多分２メートルしか無理」と噴き出して笑った。

　暮らし始めて約１年たった日本の印象は日本語で一言「キレイ」。「都市が人が食べ物がキレイ、あ、もみじまんじゅう！　キレイ」。テレビのバラエティー番組出演で訪れた広島で、フォルムに感激したそうだ。

　「雑誌のグラビアもバラエティー番組も日本独特のものって感じがして新鮮。もっと出演して、明るくナチュラルな私を皆さんに知ってほしい」と活躍を誓う。

　日本独特かもしれない“草食系男子”の印象を聞くと「言葉はよく耳にするけど、私の周りにはいないみたいで分からない」。ただ、好きな男性のタイプは「（米国の俳優）アシュトン・カッチャー。ザ・男って感じ」。