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　歌舞伎俳優の市川海老蔵（３３）が暴行を受け重傷を負った事件で、逮捕された伊藤リオン容疑者（２７）が、「海老蔵は元暴走族のリーダーを殴っていない」と供述していることが２４日、分かった。フジテレビ系ニュースが報じた。

　伊藤容疑者はこれまで暴行に至った動機については詳しく供述していなかったが、「海老蔵さんの話していることが生意気だったので、キレて殴った」「海老蔵さんはリーダーを殴ってはいないが、当日はかなり酔っぱらっていて、態度がひどかった」などと供述しているという。

　一貫して「殴っていない。完全な被害者」と説明する海老蔵に対し、リーダー側は、海老蔵に殴られ全治４週間のケガを負ったとして、診断書を“公表”し、海老蔵による暴行を主張していた。

　また小林麻央（２８）との婚約から１周年の記念日前日となる２３日夜には、夫婦そろって父・市川團十郎（６４）が運転する車で、約４時間半にわたり外出。海老蔵は事件について書き込んだとみられる、付せんつきの大学ノートを持って出掛けており、弁護士や事件関係者と話し合いを持った可能性もある。