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【グラニュース】


ピクシー監督吠えた 絶対勝て!鹿島戦

2010年12月24日 紙面から

 名古屋グランパスのドラガン・ストイコビッチ監督(45)の闘志に火が付いた。23日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで練習を行い、締めくくりに青空ミーティングを実施。25日の天皇杯準々決勝・鹿島戦(カシマ・13時)は多くの主力選手をケガで欠くが、ネバーギブアップの精神を強調して必勝を訴えた。

 約1時間の練習後、ストイコビッチ監督が選手を集めた。車座になって芝の上に腰を下ろすと、寒空の下、クリスマス決戦へ口角泡を飛ばした。

 「世間では勝つ気がないと言われているようだが、ネバーギブアップの精神で勝ちにいこう。ジョークでやっているわけじゃない。闘莉王の膝は“ノーグッド”だったし、ケネディの腰もそうだ。彼らがいなくてもできると示そう」

 試合2日前の青空ミーティング。再来日した指揮官の耳にチームの「やる気」を問う外野の雑音が入ってきたのが、きっかけだったようだ。確かに主力選手が大量に不在だが、名前を挙げた2人に加え、ダニルソンと玉田も負傷が理由で不可抗力。戦力的に万全ではなくても、闘争心はいささかも衰えていない。今季2敗の鹿島が相手だけに、DF阿部も「鹿島をたたきたい。3戦全敗じゃ悔しい」と奮起した。

 鹿島戦は、現在残っている全24選手が前泊して敵地に乗り込むことも決まった。「全員集合」はリーグ優勝を決めた11月の湘南戦や、1月1日の天皇杯決勝G大阪戦でも行ったが、ベンチ外選手は当日に会場入りした。今回の「全員前泊」は異例だ。ある選手は「直前までメンバーの入れ替わりがあるかも」と緊張感を漂わせる。チーム一丸で、2冠への階段を駆け上がる。 (塚田陽一郎)

 

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