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【プロ野球】巨人中里 竜時代のフォームに 直球磨く2010年12月24日 紙面から
巨人の中里篤史投手(28)が23日、来季は自らの原点に立ち返り、中日時代の力強い投球フォームに戻して直球を磨いていく考えを明かした。 昨オフに中日を自由契約となり、巨人に移籍して1年目の今季。1軍での登板は2試合にとどまった。どうすれば新天地で活路を開けるのか。考え抜いて一つの結論に達した。「僕は強い直球がないと変化球が生きないんです」 春季キャンプから掲げていた今季のテーマは「投球術」。緩急を意識したスタイルへのモデルチェンジを図った。「真っすぐばかり投げていてドラゴンズをクビになったので」。器用に投げようとした結果、持ち味であるスピンが利いた直球の威力が知らず知らずのうちに弱まっていた。 恩師の意見も同じだった。1軍昇格を果たして迎えた7月27日の中日戦(長野)。古巣を相手に2イニング2失点だった中里は、中日の近藤投手コーチから「球威が落ちたんじゃないか」と声を掛けられたという。「僕も物足りないと感じていました」。自らを見つめ直し、もう一度直球にこだわる決心をした。 投球フォームの改造は秋季練習から始めている。軸となる右足の太もも内側の筋肉を使い、マウンドを強く蹴るように体重移動。一気に腕を振り下ろす。中里は「体のキレで投げ込む感じ。原点回帰です」と説明する。現在の完成度は「50%くらい」。来年の春季キャンプに向けて少しずつ仕上げていく。 (永山陽平) PR情報
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