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【芸能・社会】啄木、晩年の心境年賀状に 函館で初公開、最後の短歌2010年12月25日 05時58分 「今も猶 やまひ癒えずに告げてやる 文さへ書かず深きかなしみに」。歌人・石川啄木が肺結核で亡くなる約4カ月前、病床での心境を詠んだ短歌がつづられた1912年の年賀状が北海道・函館市文学館で初公開されている。函館の歌人仲間に送ったもので、啄木最後の短歌とみられる。 「まだ病気が治らないと知らせる手紙さえ書いていない。あまりにも悲しみが深すぎて」という内容で、文学館の森武館長(62)は、死を覚悟した心情が詠まれていると解説。20年刊行の全集に初掲載され、ほかの複数の全集を調べた結果、これ以後の短歌はないという。 年賀状は謹賀新年の文字に続けて短歌がつづられ、療養する東京の借家の住所が書かれている。署名は本名の石川一。啄木の百回忌となる来年4月13日まで公開される。 (共同)
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