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日本相撲協会は24日、両国国技館で理事会を開き、2007年に週刊誌に八百長があると疑われる告白テープの存在を報じられた横綱・白鵬(25)の師匠・宮城野親方(元十両・金親)に師匠の資格を剥奪するなどの厳罰を決めた。同親方に部屋付きの熊ケ谷親方(元幕内・竹葉山)と年寄名跡を交換し、師匠交代を勧告した。しかし、宮城野親方は弁護士と相談する姿勢を示し、態度を保留。処分を受けた親方が勧告に従わない前代未聞の事態も浮上してきた。
宮城野親方が協会へ反旗を翻した。約2時間半の長時間に及んだ理事会。八百長テープ問題への処分は〈1〉主任から平年寄への降格〈2〉部屋付きの熊ケ谷親方と名跡を交換し師匠から部屋付き親方への交代〈3〉始末書の提出の3点だった。放駒理事長(元大関・魁傑)から厳罰を言い渡されると宮城野親方は反省の言葉の一方で「弁護士と相談します」と退席。理事会後には評議員会も行われたが無断で欠席し、国技館から出て行った。
これまで不祥事を起こし、理事会で処分を受けた親方、力士らは過ちを認め、反論せず受け入れてきた。処分に対抗手段をほのめかしたことは前代未聞。協会への反逆とも取られる姿勢に、ある理事は「反省が感じられない」と不快感を示した。
宮城野親方が弁護士に相談する想定外の事態に理事会後の協会は揺れた。処分を発表する会見は、親方が弁護士とともに国技館に戻る可能性があったため、予定より2時間も遅れた午後6時過ぎに開始。放駒理事長と二所ノ関広報部長(元関脇・金剛)は処分理由を、不適切な告白で「協会に重大な風評被害を与え、師匠としての資質が問われる」と断じた。一方で師匠交代の処分は「勧告」と表現。宮城野親方が勧告に従わない可能性もあるが、理事長は「受け入れざるを得ない」と断じた。勧告を無視すれば重大な背任行為。親方の反旗が表面化すれば週明けに臨時理事会を開き、一気に解雇などの処分を下す可能性も浮上する。
白鵬が所属する部屋で起きた親方の乱。騒動続きの1年を抜け出し新年を迎えたいだけに「すべては今年のうちに終わらせたい」と理事長は訴えたが、角界はクリスマスイブに新たな火種を抱えてしまった。
◆宮城野 正浩(みやぎの・ただひろ)本名・山村和行。1969年11月12日、横浜市生まれ。41歳。現役時代のしこ名は金親。最高位は東十両2枚目。15歳で横綱・北の湖(当時)の内弟子として三保ケ関部屋に入門。85年秋に初土俵。同年12月の北の湖部屋の設立とともに転籍。92年春に新十両。04年名古屋を最後に現役を引退。年寄名跡を襲名する条件を満たしていなかったが、先々代の宮城野親方の次女と結婚し、年寄「宮城野」を襲名。同部屋の師匠となる。
◆宮城野親方のテープ問題 06年名古屋場所千秋楽、大関・白鵬が横綱・朝青龍(ともに当時)に勝った一番は300万円で八百長だったと、宮城野親方が愛人とされる女性に告白。その内容がテープで録音されていたと週刊現代が07年5月に報じた。同親方は記事の直後に協会、弁護士から事情聴取を受け、テープの声は自分だと認めたが発言は酩酊(めいてい)状態で覚えていないとし、謝罪した。
(2010年12月25日06時03分 スポーツ報知)
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