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【党首討論詳報】(4)首相、普天間問題で「札束でほっぺたをたたかない」 (3/3ページ)

2010.4.21 17:03
このニュースのトピックス国会
国会の党首討論で発言する谷垣禎一・自民党総裁(右)と鳩山由紀夫・首相=21日午後(酒巻俊介撮影)国会の党首討論で発言する谷垣禎一・自民党総裁(右)と鳩山由紀夫・首相=21日午後(酒巻俊介撮影)

 首相「私は今ここでどちらかに申し上げれば、そのことによって徳之島のみなさんや、あるいはそうでない場合に、その別の方々にもご迷惑をお与えすることになる。それを、したがいまして、私はもっとしっかりとしたすりあわせ、やりとりを申し上げながら、その中で私どもとして、できるだけ早い時期が望ましいということは、言うまでもありませんが、そのときにみなさま方にお話をさせていただきます。今ここでは控えさせていただきますことをご容赦ください」

 谷垣氏「この期に及んで言えないというのではですね、徳之島の方に私は気の毒すぎると思うんです。徳之島の方々がですね、今、怒っているのはいくつか理由があると思います。1つ。今、アメリカと水面下で話し合うといようなことをおっしゃった。総理もアメリカに行って何かこれ、オバマさんにおっしゃったんでしょう。しかし、自分たちのほうにはちっともボールが返ってこないということにいらだちが高まっていることも事実です。それからもう1つ、ぜひ申し上げたいんですがね、今年はですよ、この沖縄の、いや、奄美の振興予算ですね。これをですね、29%カットしたんです。で、やっぱり離島はなかなか厳しい状況にある。そういう離島の経済的厳しさをいわばだしにして、もしこういう基地の移転につきあうならば何とかすると言わんばかりの手法がね、かいま見えることに奄美大島の人は怒っているんです。徳之島の人は怒っているんです。どうですか」

 首相「谷垣総裁、それはまったくの誤解でございます。奄美の振興に関して予算と、たとえば、札束を、この、いわゆるほっぺたをたたくようなやり方を今までされていたかもしれませんが、私ども新政権は決してそういうやり方はいたしませんから、どうぞそこはご懸念なきようにお願いします」

(5)首相、普天間「5月決着、変えるつもりない」

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国会の党首討論で発言する谷垣禎一・自民党総裁(右)と鳩山由紀夫・首相=21日午後(酒巻俊介撮影)
党首討論で発言する鳩山由紀夫・首相=21日午後、国会(酒巻俊介撮影)
党首討論で発言する谷垣禎一・自民党総裁=21日午後、国会(酒巻俊介撮影)

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