[PR]
ニュース:政治 RSS feed
【党首討論詳報】(4)首相、普天間問題で「札束でほっぺたをたたかない」 (3/3ページ)
このニュースのトピックス:国会
首相「私は今ここでどちらかに申し上げれば、そのことによって徳之島のみなさんや、あるいはそうでない場合に、その別の方々にもご迷惑をお与えすることになる。それを、したがいまして、私はもっとしっかりとしたすりあわせ、やりとりを申し上げながら、その中で私どもとして、できるだけ早い時期が望ましいということは、言うまでもありませんが、そのときにみなさま方にお話をさせていただきます。今ここでは控えさせていただきますことをご容赦ください」
谷垣氏「この期に及んで言えないというのではですね、徳之島の方に私は気の毒すぎると思うんです。徳之島の方々がですね、今、怒っているのはいくつか理由があると思います。1つ。今、アメリカと水面下で話し合うといようなことをおっしゃった。総理もアメリカに行って何かこれ、オバマさんにおっしゃったんでしょう。しかし、自分たちのほうにはちっともボールが返ってこないということにいらだちが高まっていることも事実です。それからもう1つ、ぜひ申し上げたいんですがね、今年はですよ、この沖縄の、いや、奄美の振興予算ですね。これをですね、29%カットしたんです。で、やっぱり離島はなかなか厳しい状況にある。そういう離島の経済的厳しさをいわばだしにして、もしこういう基地の移転につきあうならば何とかすると言わんばかりの手法がね、かいま見えることに奄美大島の人は怒っているんです。徳之島の人は怒っているんです。どうですか」
首相「谷垣総裁、それはまったくの誤解でございます。奄美の振興に関して予算と、たとえば、札束を、この、いわゆるほっぺたをたたくようなやり方を今までされていたかもしれませんが、私ども新政権は決してそういうやり方はいたしませんから、どうぞそこはご懸念なきようにお願いします」
このニュースの写真
関連ニュース
- 【党首討論詳報】(5)首相、普天間問題「5月末決着、変えるつもりない」
- 【党首討論詳報】(3)谷垣氏「普天間返還の先送りだ」
- 【党首討論詳報】(2)「愚かな総理かもしれません」と首相
- 【党首討論詳報】(1)谷垣氏「首相は発言が軽い」
- 【党首討論速報】鳩山首相「普天間基地移設問題、覚悟示し行動する」
- 【党首討論速報】首相「県外移設の思いは変わらない」
- 【党首討論速報】首相、移設交渉は地元よりも米同意が先
- 【党首討論速報】鳩山首相「普天間基地移設問題、5月までの決着は変わらず」
- 【党首討論速報】日米非公式首脳会談で首相「10分以上の時間があればよかった」
- 【党首討論速報】鳩山首相「私は愚かかもしれない」