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【サッカー】

カズが物申す

2010年12月23日 紙面から

日本代表の待遇改善を求め、会見するカズ(右から2人目)ら選手会の歴代代表選手=東京都内のホテルで

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 日本サッカーをけん引してきたカズが、日本代表の待遇問題に加わった。都内で行われた会見に出席。選手会側が示唆している「国際親善試合のボイコット」という強硬手段については「すべきではない」と火消しに回ったものの、勝利給増額案について賛同した。

 選手が公の場で、立場を表明するのは初めてのこと。カズは1試合10万円から20万円の勝利給を「以前からほとんど変わっていない。時代の変化に合わせて改善されないと」と指摘。97年のW杯アジア予選中に協会側と待遇の話し合いを持とうとしたが、予選中という理由でうやむやにされた体験を話し、「要望はしつこく言っていかないといけない」と話した。

 カズだけでない。代表通算57試合出場、23得点を挙げたFW高原(韓国・水原)も「代表でプレーするのは名誉なこと。全力を尽くすのは当然。勝利の対価として、もう少しもらってもいい」。また、この日は欧州組を代表して本田もビデオメッセージで登場。「代表は働いた仕事への対価がつり合ってない。今の金額ではモチベーションも上がってこない」と勝利給増額の正当性を訴えた。

 

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