「WBA世界Sフライ級タイトルマッチ」(23日、大阪府立体育会館)
挑戦者・久高寛之(仲里ATSUMI)を相手に大差の判定で3度目の防衛を果たしたウーゴ・カサレス(メキシコ)は「これまでの世界戦で一番厳しい試合だった。(久高は)とても強くて抵抗力があった」と挑戦者を持ち上げたが、傷一つない顔には余裕の笑みが浮かんだ。今後は、今月26日にWBA世界バンタム級王座決定戦に臨む亀田興に照準を定め、「亀田と3階級制覇をかけて戦いたい」と野望を口にした。また、来年2月にWBC世界Sフライ級王座に挑む名城との統一戦も視野に入れている。