大相撲初場所(来年1月9日初日・両国国技館)で史上3人目の6連覇を目指す横綱白鵬が番付発表から一夜明けた22日、東京都墨田区の宮城野部屋で軽めのけいこを行った。四股やてっぽうを繰り返して「いよいよという感じ。いい汗をかけた」と話した。
先場所は双葉山の69連勝に次ぐ63連勝を樹立。史上最多の年間86勝(4敗)も2年連続で達成する大活躍で、場所後はイベントに引っ張りだこだった。ただ本人は「忙しいのはいいこと。ことしはいい年だったし、いろいろ表彰式もあった」と前向きにとらえている。
「ここ何日か相撲を離れた。そうすれば体が(けいこを)欲するからね」と、初日に向けた調整に自信をのぞかせた。