「一つ言えることは、今回の件については、悪いのは私です」
午後2時から京都市内で開かれた取材報告会に5分遅れで到着した山路氏は、車から降りるや否や約30人の報道陣に取り囲まれた。「申し訳ないが、今の段階で私がお答えできることはありません」とまずひと言。
前妻の大桃にツイッターで麻木との不倫を暴露され、交際関係にあった麻木からは、マンションの家賃、車の購入代金などを支払ってもらっていたことも明かされた。
ただ、麻木の弁護人は「婚姻関係が破たんしていれば、不貞とか不倫ではない」との考えを示しただけに、山路氏の見解が注目されたが、「短い言葉で伝えようとすると誤解も生まれる」「大桃さんが話してない段階で私がお話させていただくのは差し控えさせていただきます」などとして詳細は語らなかった。大桃とは連絡が取れていないという。
もみくちゃになりながら会場に飛び込んだ山路氏は、11月のミャンマー潜入から拘束までの経緯や、ミャンマー難民の現状について午後4時の終了時間をオーバーして約35人の参加者に報告。その後、次の予定があるとして、報道陣が待つ正面出入り口を避け、裏口から脱出を試みたが、すぐに報道陣に見つかり、再び囲まれた。
「少なくとも大桃さんの会見が終わったら話しますので。全体が分からない部分があるので」と説明。後は語らず、報道陣をかき分けながら車中へ。車は半ドアの状態のままで会場を後にした。