村上「調子すごくいい」　安藤は「もうちょっと」＝全日本フィギュア

　フィギュアスケートの全日本選手権（２４日〜２６日、長野市・ビッグハット）は、開幕を翌日に控えた２３日に非公式練習と開会式が行われた。同選手権は来年３月に東京で開催される世界選手権の最終選考会を兼ねており、代表選手は２６日の全競技終了後に発表される。開会式後の取材で、安定した強さを見せる安藤美姫（トヨタ自動車）、グランプリファイナルで３位に入った村上佳菜子（中京大中京高）が現在の調子、大会への意気込みを語った。

■安藤
――調子は
　ファイナルの後にちょっと調子が落ち気味なので、悪くはないんですけど、もうちょっと試合までに上がり調子でやれればと思います。

――調子が落ちているというのは
　ファイナルのフリーのときがすごくいい調子で、その後調子が落ちるというのは自然なことだと思います。自分は波が練習の中である方だけれど、きょうの練習で上がってきているなと思ったので、できる範囲の演技で大きなミスなく終われたらいいなと思います。

■村上
――ファイナルから今まで、どのような練習をしてきたか
　ハードはハードなんですけど、早く練習を終えたりもしています。調子はすごくいいです。

――今回の全日本選手権では世界選手権代表候補になっているが
　あまりプレッシャーは感じないけれど、自分の練習してきた事を出せるように、それだけを考えています。自分から考えないようにしているのではなく、そうじゃない（プレッシャーを感じない）です。

――世界選手権について
　世界選手権に行けたら行きたいと思っています。行きたいとは思っているけれど、試合のときは行くために頑張るじゃなくて、自分のために頑張ると思っていないと緊張しちゃうので、考えないようにしています。

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