中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > グランパス > グラニュース一覧 > 12月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【グラニュース】


ピクシー監督合流、戦闘モード

2010年12月23日 紙面から

DF阿部(左手前)に鋭い視線を送るストイコビッチ監督(右)=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで

写真

 名古屋グランパスは22日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで練習を行い、リーグ戦後に一時帰国していたドラガン・ストイコビッチ監督(45)が合流した。欧州を襲った寒波のため来日が21日にずれこんだが、指揮官の帰還で、いよいよ天皇杯準々決勝・鹿島戦(25日・カシマ)モードに突入だ。

 決戦3日前。ちょっと遅くなったが、赤鯱軍団のボスが帰ってきた。グラウンドの空気も引き締まる。久々の練習を終えたストイコビッチ監督は「何人かの選手はいないが、それでも十分いいチームとしてやってくれると思う。モチベーションも高いと思う」と満足そうに話した。

 当初は18日に来日予定だったが、子どもの学校行事と、降雪による搭乗便欠航が重なって足止めを食った。中部国際空港着から関西国際空港着の便に変更して21日にようやく日本にたどり着いた。「欧州全体が混乱して、スケジュールを立てるのが難しかった。昨日も8時間待たされてようやく飛行機に乗り、大阪に着きました」と苦笑いした。

 帰省中はずっと移動のリスクを考慮してパリにずっといたが、パリSG−モナコを観戦。友人と食事をした際には、グランパスのリーグ優勝を祝福されたといい「リラックスした時間を過ごせた」と笑顔を浮かべた。

 天皇杯は主力を多く欠き、苦しい台所事情での戦いとなるが、「もしかしたら、(金崎)夢生を違うポジションで使うかもしれません。夢生と杉本を組ませるか、夢生の1トップで杉本をサイドにするか…」と思案を巡らせる。今年最後のタイトルを懸けるカップ戦。総大将の到着で、臨戦態勢が整った。 (塚田陽一郎)

 

この記事を印刷する

PR情報

Ads by Yahoo!リスティング広告



おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ