オリジナルマップ
オリジナルマップを追加する方法です。
即在のマップデータをオリジナルマップとして追加する方法であり、一からマップを作成するという意味のオリジナルとは異なります。
この変更はAthenaとClientの改変が必要です。
Athenaの設定
map_athena.conf(map_conf.txt) をテキストエディタで開きます。
追加するマップの情報を書き込みます。
ここでは以下の original_map.gat というマップを追加する前提で解説。
既に存在している名前と重複しないように設定しましょう。
書き込む位置は同じように書かれている前か後、今後分かりやすいように書いておくといいです。
map: original_map.gat
設定の意味はAthenaに付録されている db_ref.txt を読んでみるといいです。
Athenaでの基本設定はこれだけでが、マップフラグやNPC、モンスターなどを追加する場合は相応の施しが必要です。
(わかっているはずなのでそこまで書きません)
Clientの設定
*data.grfにあるいくつかのファイルをAthenaで設定した情報を元に編集していきます。
編集の際はエンコードに気をつけないと文字化けの原因になります。
resnametable.txt
ファイルのエイリアスをおこなうファイル。
以下のような感じで最終行にでも追記。
original_map.gnd#prontera.gnd#
original_map.gat#prontera.gat#
original_map.rsw#prontera.rsw#
유저인터페이스\map\original_map.bmp#유저인터페이스\map\prontera.bmp#
以下は上記最終行の韓国語が正常に表示されない時の場合。
特にこのままでも動く模様(補完の意味で解説)。
タッタ惕ホナヘニ菎フスコ\map\original_map.bmp#タッタ惕ホナヘニ菎フスコ\map\prontera.bmp#
新たに追加するマップ#存在するマップ#
こういった具合にファイルのエイリアスを設定します。
拡張子をみても分かるとおり、マップは4つのファイルで構成されています。
- .gnd
- .gat
- .rsw
- .bmp
役割は以下の通り。
- .gnd
- わすれました
- .gat
- セル情報
- .rsw
- わすれました
- .bmp
- ミニマップ用
尚、「//」を先頭に書くことでコメント行にできます。
mapnametable.txt
マップ名の設定ファイル。
以下のような感じで最終行にでも追記。
original_map.rsw#オリジナルマップ#
オリジナルマップのファイル名.rsw#マップの名前#
mp3nametable.txt
BGMの設定ファイル。
original_map.rsw#bgm\\original_map.mp3#
オリジナルマップのファイル名.rsw#再生するmp3#
即在の音楽を使う場合は、そのファイル名にすればいいでしょう。
クライアントのBGMフォルダに追加したmp3を使う場合は、そのファイル名を書き込みます。
indoorrswtable.txt
室内視点の設定ファイル。
室内として扱うマップの場合は設定すればいいでしょう。
それ以外は基本的に編集する必要はありません。
viewpointtable.txt
視界制限の設定ファイル。
視界制限をしたい場合に編集します。
基本的に編集の必要はないでしょう。
最後に編集したファイルをGRF化してクライアントに読み込ませればいいだけです。
ちなみに製作したオリジナルマップを使う場合はエイリアスだけを除外して考えれば追加できます。