歌舞伎俳優・市川海老蔵(33)とトラブルを起こした元暴走族リーダーの男性T・I氏の代理人を務めていた藤本勝也弁護士(65)が20日、辞任することを明らかにした。報道陣に対し、「ここ数日で依頼人(リーダー)が消極的になった」と話し、方針の不一致による辞任と説明。被害届を提出してまで、海老蔵と徹底抗戦するとみられたリーダー側が、方針転換したとみられる。同弁護士は、リーダー側が「被害届を準備している」と示談をちらつかせたり、「T・I君」などと依頼人のイニシャルを明かすなど、異例づくしの“戦法”で注目を集めていた。
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代理人らしからぬ自由奔放な発言で、ワイドショーの“主役”となっていた弁護士が、ついに辞任に追い込まれた。20日夜、弁護士事務所で取材に応じた藤本氏は「真実を明らかにしてガラス張りでやっていこうとしていた。しかし、ここ数日で依頼人(リーダー)の態度が消極的になってきたので『委任を解消するか』とメールすると、向こう(リーダー側)も『このまま(方針が一致しないまま)ではご迷惑をおかけする』と。それで昨日(19日)辞任を決断しました」と説明した。
これまではリーダーが海老蔵に殴られ全治4週間のケガを負ったとし、被害届を提出して“海老蔵による暴行”を主張する方針だった。しかし、1週間ほど前から、リーダー側が海老蔵との法廷での“全面戦争”を避ける方針に転換。15日には翌16日に予定していた会見をドタキャンした。今回の辞任劇で、被害届を提出せずに、水面下で和解に持ち込みたい意向が明らかとなった。
藤本弁護士は20日、報道各社に辞任を発表するファクスを送信。直後には弁護士事務所の職員が報道陣に「解任ではなく辞任」と強調したが、依頼人と分裂した事実上の“解任”ともとれる。
藤本弁護士は伊藤リオン容疑者の逮捕後、「(リーダー側が)被害届を提出する」と明かしたかと思えば、「(16日の)会見までは出さない」と示談をちらつかせるなど、「ガラス張り」の発言を繰り返してきた。
さらに、17日のマスコミあてファクスでは「T・I君」とリーダーのイニシャルを明かすなど、ユニークな“戦法”で話題をふりまいてきた。
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