たち日 路線を巡り対立表面化

12月23日 4時5分

たちあがれ日本の与謝野共同代表が、将来の政界再編も視野に、菅総理大臣や民主党幹部と接触していることについて、党内からは「政権に協力するような姿勢を見せるべきではない」などという批判が出ていて、路線を巡る対立が表面化しています。

たちあがれ日本の与謝野共同代表は、先月、菅総理大臣と総理大臣公邸で会談したほか、民主党の小沢元代表と対談し、小沢氏の国会招致に反対する発言を繰り返したりしています。さらに、与謝野氏は、民主党の岡田幹事長とも連絡を取り合うなどして、たちあがれ日本の結党の目的である将来の政界再編も視野に、与党の議員と活発に意見交換を行っています。これに対し、党内からは「支持率の低下にあえぐ政権に協力するような姿勢を見せるべきではない」という批判や「与謝野氏の行動は、民主党政権を倒すという結党の精神に反する」といった指摘が出ており、所属議員６人のたちあがれ日本で、路線を巡る対立が表面化しています。