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輝き、待ってた 仙台ページェント9日ぶり全面再開

激しい雨の中、「フル点灯」で輝きを取り戻した光のページェント=22日午後7時ごろ、仙台市青葉区の定禅寺通

 配電盤火災で休止し、試験点灯していた仙台市青葉区の定禅寺通を会場とする「2010SENDAI光のページェント」(実行委員会主催)が22日、全面再開した。9日ぶりに「フル点灯」にこぎ着けたが、風雨に見舞われる嵐の中の再スタートとなった。

 午後5時半、160本のケヤキに取り付けられた約55万個の発光ダイオード(LED)電球が一斉に点灯すると、雨傘を差した見物客から歓声が上がった。
 ツアーで訪れた長野県松本市の主婦嶋田由実子さん(61)は「1カ月前から22日に予定していた。休止は知っていたが、見ることができると思っていた。再開して良かった」と輝くケヤキを見上げた。
 14日の火災を受け、実行委は原因となった整流器2750個を全て交換した。当初は20日の全面再開を目指し、16日から試験点灯を始めたが、電源の切り替え作業が終わらず、ずれ込んだ。
 試験点灯で限定されていた時間や場所は、通常の午後5時半〜11時(最終日の31日は1時間延長)となる。
 実行委の瀬戸敏之委員長は「市民からもたくさんの応援の声をいただいた。一時はどうなることかと思ったが、関係者の協力で再開できた」とほっとした表情を見せた。


2010年12月23日木曜日


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