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木下、鈴木敏、吉井の3選手が出場権を獲得

第40回東京都ジュニア体重別
推薦の上川、海老沼を加えた5選手が
9月の全日本ジュニアへ

         

 

          

  木下  泰成       鈴木  敏和       吉井   健 

 

 9月の全日本ジュニア体重別(埼玉県立武道館)の予選を兼ねた男子第40回、女子第11回の東京都ジュニア柔道体重別選手権は5日、東京都足立区の東京武道館で男女14階級が行われ、10人が参加した男子の明大勢は3人が出場権を獲得した。高校生と大学1、2年生の争いで明大勢は上級生が活躍。100`級では準優勝した全日本学生優勝大会でベンチ入りした木下泰成(2年、和歌山・那賀)が2位。81`級の鈴木敏和(2年、東京・世田谷学園)も2位。同級高校総体2位の吉井健(1年、愛知・大成)は準決勝を負傷のため棄権したが、出場権はつかんだ。明大勢は推薦での出場が決まっている100`超級の上川大樹(1年、広島・崇徳)と66`級の海老沼匡(1年、東京・世田谷学園)を加えた5人が全日本ジュニアへ進む。

                    

       上川  大樹         海老沼  匡

            【男子各階級優勝者】

         ▽60`級 柴田 大貴(国士大)

         ▽66`級 吉田 惟人(東海大)

         ▽73`級 田村 和也(国士大)

         ▽81`級 川上 智弘(国学大)

         ▽90`級 山口 真史(中大)

        ▽100`級 岩尾 敬太(修徳高)

       ▽100`超級 上杉 亮太(国士舘高)

            【女子各階級優勝者】

         ▽48`級 近藤  香(帝京大)

         ▽52`級 福本 奈緒(渋谷教育渋谷高)

         ▽57`級 大友真貴子(東海大)

         ▽63`級 太田 晴奈(淑徳高)

         ▽70`級 唐鎌 千鶴(帝京高)

         ▽78`級 川戸 郁香(淑徳高)

        ▽78`超級 杉渕りずみ(帝京大)

       【鈴木敏、木下が全日本ジュニアへ手応え】

 2年生で出場した2人がともに準優勝。学生初のタイトルこそ逃したが、全日本ジュニア制覇へ向けて手応えをつかんだ。

 81`級の鈴木敏は「初戦は動きが固かった」というものの、切れ味の良い大外刈り、払い腰を連発。2回戦の東海大・海老戦は指導1で勝ったが、後はすべて技でポイントを挙げて勝ち進んだ。国学大・川上との決勝は先にもろ手刈りで有効を奪われたが、大外刈りで有効を奪い返す白熱の展開。最後はすくいなげで効果を取られて敗れたが、「決勝はスタミナ切れ。この夏はもっと追い込んだけいこをして、秋には必ず優勝する」と意気込む。

 100`級の木下も、最後は一本負けしたが、その潜在能力の高さを見せた。2、3回戦は一本勝ち。準決勝も競り合いの中で延長で大内刈りで効果を奪った。決勝は修徳高・岩尾の内またを警戒し、「相手の足を中に入れさせないように」と足幅が狭くなったところを狙われて畳に落ちたが、気迫を見せた。「優勝出来ると思ったが、残念。あの足払いは頭になかった。この借りは全日本ジュニアで返したい」と雪辱を誓っていた。

        【吉井は大事取り、準決勝を棄権】

 81`級の吉井は順当に勝ち上がったが、順々決勝で古傷の左ひざを痛め、準決勝を棄権した。「大学での初試合。出来れば、優勝したかった」という吉井は3試合連続一本勝ちの滑り出し。準々決勝の中谷戦は延長まで粘られ、最後は内またで効果を奪ったものの、足の痛みがひどく、この階級の出場権を獲得したことから大事をとった。「左ひざは去年の11月に手術した箇所。でも、しばらく休んだら、すぐけいこを再開する。秋にはベストの状態で全日本ジュニアに挑みたい」と話した。

 

           【明大の各選手の記録】

  ▽100`超級    

    ・木村 一心(1年、青森山田)

       2回戦 ○ 大内刈り 大村 勇也(日体大)

       3回戦 ○ 優  勢 田中 優也(国士舘高)

     準々決勝 ● 優  勢 長友 大輝(帝京大)

 補欠決定1回戦 ○ けさ固め 今泉雪太郎(大東大)

 補欠決定最終戦 ● 袖釣り込み腰 松川  薫(日体大)

    ・加藤 貴也(1年、千葉・安房)

       2回戦 ○ 大内刈り 林  宗輝(八王子学園高)

       3回戦 ● 内またすかし 松川  薫(日体大)

  ▽100`級

    ・木下 泰成(2年、和歌山・那賀)

       1回戦 ○ 不戦勝  本間 健太(世田谷学園高)

       2回戦 ○ 横四方固め 浅沼 拓海(国士舘高)

     準々決勝 ○ 大外刈り 早坂 優季(東海大)

      準決勝 ○ 延長優勢 村上 祐二(日体大)

        決勝 ● 足払い  岩尾 敬太(修徳高)

  ▽90`級

    ・岩上 慶信(1年、國學院栃木)

       2回戦 ○ 優  勢 青木 祐輔(青学大)

       3回戦 ● 上四方固め 池田 賢生(日大)

  ▽81`級

    ・鈴木 敏和(2年、東京・世田谷学園)

       1回戦 ○ 優  勢 福  康弘(大東大)

       2回戦 ○ 優  勢 海老 泰博(東海大)

       3回戦 ○ 払い腰  佐藤 天(専大付高

     準々決勝 ○ 大外刈り 佐藤 雄哉(国士舘高)

      準決勝 ○ 優  勢  片岡  仁(世田谷学園高)

        決勝 ● 優  勢 川上 智弘(国学大)

    ・吉井  健(1年、愛知・大成)

       1回戦 ○ 合わせ技 瀬尾 聡太(立大)

       2回戦 ○ 横四方固め 住谷 仁志(国士舘高)

       3回戦 ○ 優   勢 永井  忍(東海大)

     準々決勝 ○ 延長優勢 中谷 大輔(国士大)

      準決勝 ●  不戦敗  川上 智弘(国学大)

  ▽73`級

    ・西川  智(1年、埼玉栄)

       1回戦 ○ 優  勢 川久 保葵(正則学園高)

       2回戦 ○ 優  勢 山田 恭平(国学大)

       3回戦 ● 優  勢 西浦 太朗(青学大)

    ・岩城 貴士(1年、崇徳)

       1回戦 ● 延長優勢 田仲 信雄(帝京大)

  ▽66`級

    ・下山 徳大(1年、大成)

       2回戦 ○ 合わせ技 井上 直也(桜美林大)

       3回戦 ○ 優  勢 村本 良太(日本学園高)

     準々決勝 ● 優  勢 橋口 靖史(東海大)

 補欠決定1回戦 ○ 優  勢 伊佐次雄介(国士舘高)

 補欠決定最終戦 ○ 肩  車 佐々木貴大(日体荏原高)

     

  ▽60`級

    ・三枝 智哉(1年、東京・足立学園)

       2回戦 ● 延長優勢 広瀬 裕一(日大)