2010年12月22日13時15分
仙谷由人官房長官は22日午前の記者会見で、前原誠司外相が21日、沖縄県の米軍普天間飛行場について「代替地を決めるまでは使用され続ける」と発言したことについて「現時点で総合的に判断すると、そういうことになるのではないか」と述べ、同県名護市辺野古へ移設できなければ、普天間基地が継続使用されるとの認識を示した。
前原氏は那覇市での会見で、継続使用に言及した上で「その時に万が一の事故の被害を最小限にするために、危険性除去を考えている」として、近隣の小学校などの移転を検討する考えを示した。
これについて仙谷氏は「普天間の返還と、嘉手納以南の米軍基地の返還と、辺野古で滑走路・基地をつくるということがパッケージになっている」と指摘。その上で「危険であることは間違いない。直ちに普天間の返還ができないのであれば、そういうこと(近隣施設の移転)も考えなければならない」と語った。
沖縄側からは前原氏の発言に普天間の固定化につながりかねないと懸念する声が上がっており、仙谷氏の発言にも反発が出る可能性がある。
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