ここから本文エリア 女性徒に大量メール 中学教諭2010年12月22日 甲府市立中学校の50代の男性教諭が、教え子の女子生徒に深夜まで多数のメールを一方的に送りつけ、市教育委員会から口頭注意を受けていたことが21日、わかった。県教委の指針では、ストーカー規制法に違反する行為やセクハラ行為は懲戒処分の対象になるが、男性教諭はストーカー行為について否定しているという。 市教委によると、男性教諭は昨年1月から2月にかけて、当時顧問をしていた運動部の3年の女子生徒の携帯電話に、教科の問題をメールで深夜まで頻繁に送りつけ、答えを求めるなどしていたという。同2月末に女子生徒が担任教諭に相談して発覚した。 市教委は県教委に報告せず、「行きすぎた指導だった」として口頭注意処分にした。教諭は現在、別の中学校で生徒指導主事をしているという。 21日に市教委が改めて聞き取りをした。男性教諭は「生徒として気にかけていた。入試が近いので勉強のためにメールを送っていたら数が多くなってしまった。誤解を招いて申し訳ない」と話しているという。女子生徒を愛称で呼んでいたことを認めた上で、自宅に無理やり訪ねるようなことはしていないと説明しているという。 平井政幸・市教委学校教育課長は「一方的なメールを頻繁に送りつけただけでも、ストーカー的な行為と言える。処分が口頭注意ですまされた理由や教諭の言動について、当時の市教委の担当者からも事情を聴く」としている。
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