2010年10月23日 12時26分 更新:10月23日 12時44分
九州新幹線の新八代-鹿児島中央間を走る新800系「つばめ」(6両編成)が23日未明、福岡市博多区のJR博多駅に初めて入線した。つばめは来年3月の九州新幹線全線開業後、九州内発着で各駅停車する。
つばめは22日午後11時半過ぎ、技術担当者ら45人が乗り込んで熊本総合車両基地(熊本市)を出発。途中、熊本、新鳥栖両駅に停車して23日午前2時ちょうど、博多駅11番線に入線し、列車とホームの間のすき間や信号、標識などを点検して約30分後に同基地へ向けて折り返した。最高速度260キロのつばめだが、この日は最高速度160キロで走行した。
JR九州は800系6編成と新800系3編成の計9編成のつばめを所有。純白のボディーに、側面に赤と金のラインで描いたつばめの飛行軌跡が特徴だ。【綿貫洋】