NHK広島県のニュース　広島放送局

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窃盗で逮捕の警察官に処分

警察署の引き出しから同僚に支給された捜査費２万５０００円を盗んだとして窃盗の疑いで逮捕された安芸高田警察署の４０歳の巡査部長について、広島県警察本部は２２日停職６か月の懲戒処分とし、巡察部長は２２日付で依願退職しました。
一方、広島地方検察庁は「社会的制裁を受けている」として起訴猶予処分としました。
処分を受けたのは安芸高田警察署の４０歳の巡査部長です。
巡査部長は１１月、当直勤務中に上司や同僚の机の引き出しから捜査費あわせて２万５０００円を盗んだとして窃盗の疑いで逮捕されました。
調べに対し巡査部長は「パチンコで生活費を使ってしまった」と容疑を認めており、県警察本部は２２日停職６か月の懲戒処分とし、巡査部長は２２日付けで依願退職しました。
これについて県警察本部のハマ岡保行首席監察官は「警察官にあるまじき行為で県民の皆様に深くおわびするとともに職務倫理を徹底し不祥事をなくしていきたい」とコメントしています。
一方、広島地方検察庁はこの巡査部長について「すでに全額返済し、社会的制裁も受けている」として起訴猶予処分としました。

12月22日　18時28分

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