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いつも一緒、マルとミースケ 仲良し犬猫が評判 津野

2010年12月22日

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キャットフードを一緒に食べるマル(右)とミースケ

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車庫で一緒に暮らすマルとミースケ=いずれも津野町貝ノ川

 「犬と猫なのに、きょうだいみたい」。津野町貝ノ川の山崎欽一さん(65)が飼っている犬マルと猫ミースケの仲のよさが、ご近所で評判だ。

 マルは雑種犬の雌(推定8歳)。2003年、動物好きの欽一さんと妻の光代さん(63)が高知市の日曜市で売れ残っていたのを引き取った。やせ細っていたため、丸まると太るようにと願いを込めて名づけた。

 ミースケは雑種猫の雄(推定3歳)。3年前、生まれたばかりで近くのグラウンドに捨てられているのを孫が見つけ、光代さんが連れ帰った。

 マルは自然にミースケを受け入れ、3カ月ほど犬小屋で一緒に育てた。車庫に移った今も、マルが怒るのはフサフサのしっぽにミースケがじゃれついて遊ぶときくらい。同じ皿で顔をくっつけ合って食事することもある。

 毎日の散歩は1匹ずつ連れて出るが、ミースケが先だと“姉”のマルは不満顔になるという。「散歩だけは自分が先と決めているみたい」と欽一さんは目を細める。

 敷地内で息子が開いている接骨院に通う患者たちも、人なつこく仲のいい2匹の様子に驚く。光代さんは「犬と猫はどこでも仲がいいと思っていたら、違うみたいですね」と首をかしげ、笑った。(釘田寿一)

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