2010年12月22日

「G2『在特会』の正体について」への見解(4)


 「G2『在特会』の正体について」への見解(4)

 憎悪を恐れるな、それこそ運動の原点

ブログランキング ←ブログランキング応援クリックお願いします。  


  今回はG2の安田浩一氏の文章からの引用は控える。後で著作権云々を主張されてもつまらない。ただその項目における内容を要約して紹介し、その後私の見解を述べることに致します。

 無機質の憎悪

 安田氏はこの項目の中では「在特会」の会員は外国人に対して憎悪を抱いており、その憎悪は外国人の中でも弱いものに向けられていると主張しています。

 カルデロン一家の国外強制退去問題では、その全体像に関する考察よりも、学生であったノリコカルデロンの通っていた学校周辺をデモコースに選んだことのみで、我々を批判している。

 これらへの反論はこれまでも何回も書き続けてきたので、今回は具体的に述べることはしません。今回私が書く内容は当事者でありながら、客観的に論評しようという試みです。

 国家が危機に瀕した時に、老若男女にかかわらず、その国を危機から救う為の愛国的な活動は、長い歴史を見れば必ずと言って良いほどに勃興して来た。

 今全国に木霊(こだま)する愛国者の叫びこそ、その息吹であると思うし、その受け皿が「在日特権を許さない市民の会」であると考える。

 では、この運動とは思想的にはどのように分析され、規定されるものなのか?そこまで掘り下げての議論が行われたことはない。この活動を恐れる在日勢力や長い間連携関係にあった左翼、そして言葉上では日本の民族主義や保守主義を標榜する人達までが批判の輪に加わろうとしている。

 下品であるとか暴力的であると言うなら、放っておいても自滅するだけなのに、警察権力・、マスメディアは必死になってこれを抑えにかかり、今又抑え切れないと見るや“憎悪の集団”との誹謗中傷を浴びせることに奔走している。

 では、その最大の原因と何なのか?

 それを私なりに推理してみたい。世界中のちょっと過激と称される運動体には少なからず憎悪がある。これは人間社会における宿痾のようなもので、これを超えることは中々困難と言わざるを得ない。

 よって私は政治運動にそのような憎悪感があることを否定しないし、むしろその憎悪が何故生まれ、何処に向かうのかに興味を覚える。「在特会」に集う若者が在日に憎悪を抱いてなどといったら嘘になるでしょう。

 その怒りや憎悪が何故生まれたのか?そのことに関してこれまでマスメディアは決して本当の事を書いてこなかったと思う。不景気の中で苛立つ若者が「在日」という敵を見つけ騒いでいるだけだというような分析しかしないなら、この運動の本質からは余りにかけ離れていると思います。

 今「在特会」に集う我々の心の奥底には、強烈なまでのナショナリズムがあるのです。だからこそリベラリズムやコミュニズムを憎む。それを憎悪と言うのならその憎悪こそは運動の原点であり、否定されるどころか、逆にそれを誇りとすべきと私は考えます。

 つづいて外国人への憎悪とは何か?

 それは脅威な存在となりつつあるからです。西欧極右の台頭と似通っている部分があると感じています。

 西欧極右政党の台頭は、外国人への憎悪であり、その根本には国家が崩壊に向かっているとの認識から、それを阻止するためには法と秩序による国家体制の維持を強く求めたのです。

 カルデロン一家の問題、在日朝鮮総連・朝鮮学校の問題も、同様な路線にあります。日本が崩壊に向かっているとの認識から、強く法の厳正な運用とそれによる秩序の確立を求めたものなのです。

 実は西欧諸国では極右政党の台頭は、さほどの驚きをもたらさなかった。それは何故かと言えば、そのことを一番欲していたのはその国の国民であったからです。

 気がついた時には異民族であふれ、そのような異民族だけが力を持つに至った現状を顧みれば、この現状を変えようとする活動が起きるのは歴史の必然と言えよう。

 この我々の活動を社会の病理現象と報じた左翼メディアがあったが、それに一言で反論するとすれば、これは“正常な近代社会における病理現象”であると私は断じたい。

 そのように考える人がいても何ら不思議ではない。それほどまでにこの日本という国家は狂ってしまった。それを憎悪という良薬によって治せるならば、それを躊躇うことなく私は服用するでしょう。

  お知らせ

 リンゴ、ジュース、ジャムなどの今年の発送は25日が最後となります。ご注文は24日夜までにお願い申し上げます。

 詳細はこちらを↓御覧下さい。

 http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/
52615407.html


ブログランキング ブログランキング応援クリックお願いします


Posted by the_radical_right at 11:36│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/the_radical_right/52615945

コメントする

名前
URL
 
  絵文字