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2010年12月21日(火) 19:30 |
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脳死肺移植手術で患者体内にガーゼ
先月、岡山大学病院で脳死肺移植の手術を受けた患者の体内にガーゼが取り残されていたことが、20日明らかになり摘出手術が行われました。 現在、患者の容態は安定しているということです。
岡山大学病院が会見で明らかにしたものです。 岡山大学病院によりますと、先月の手術後に医師らがガーゼを数えた際、ガーゼ1枚が不明となっていましたが、エックス線撮影では、患者の体内に残っているかは確認できなかったということです。 しかし、検査の中で異常値が確認されたことから20日、主治医が胸部CTを詳しくチェックしたところ、患者の体内にガーゼが残っている可能性が高いことがわかりました。 そのため、すぐに手術を行い、ガーゼを回収しました。 現在、患者の容態は安定しているということです。 病院では今後、ガーゼを見つけやすいものにすることや、レントゲンの設定を異物を見つけやすくするなどし再発防止に努めたいとしています。
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