2010/12/11
2010年暮れ・・・に「千葉とっておき2011」という千葉市の公式ガイドブックが発行され市内各地で配布されています。
早速手に取り見ると・・「千葉市のとっておき観光コース」というものがあり、「あ、、、世界の千葉でもこれやりたいな〜」って思い、こちらに載ってる観光コース等を歩いて写真と共に紹介していこう企画です。
まずは第一弾、「花と水辺の散歩コース」です。
新検見川駅〜海浜幕張駅のコースですが、ベイタウンの朝市に参加した都合で、逆順で紹介して行こうと思います。
０ ベイタウン。月１の朝一に
トレジャーリバーブックカフェのオーナーがベイタウンの朝市に出店するという事を前日知り、「ほほぅ。。ベイタウンに朝市なんてのがあるのね・・・、いくべか。。」というわけで開始の７：３０少々過ぎにベイタウンに到着。
ベイタウン内に入っても土曜の朝の静かな雰囲気で人の気配など感じられず、「朝市」な様子など全く無かったが、とことことベイタウンの奥に歩みを進めていくと・・・広場にすごい人が！
１ 出発。海浜幕張
てなわけで、所持金ゼロで文字通り無一文で朝飯もなんも食べてないという状況で、いくばくかの不安はありますが・・・こういうことは勢いが大事！
というわけで、海浜幕張を出発です。
海浜幕張はこの１０年弱で大きく変わりましたよね。以前はメッセ。マリンスタジアム。だったところが、アウトレットのガーデンウォーク幕張ができ、更に別館が出来たり、鳴り物入りでカルフールがオープン、カルフールと駅の間の殺風景なところに映画館・家具屋が次々と立ち、更に最近では、スークや・・ができと急速に発展しつつある海浜幕張駅周辺ですね。
ガイドブックとは逆に海浜幕張駅を出発地として次のポイントである、青「木昆陽甘藷試作地」を目指します。
２ 青木昆陽甘藷試作地
海浜幕張駅をカルフール・渋谷幕張／昭和秀英高校と一直線で抜け京成幕張駅方面に行くルートを選択。
と思ったらまず最初のビックリ。カルフールが無くなっているではありませんか！
カルフールが無くなって営業が譲渡されたのは知ってたけど、看板はそのまま残っているものだと思いました。久しく来てないと、すっかりですね。
そして、湾岸道路を越える大歩道橋に差し掛かりビックリ！！
何がビックリって・・・物すごい揺れるんですよね。地震と言うよりも、船で揺られてるような感じです。以前、この歩道橋は何十回も渡ったと思いますが、こんなに揺れを感じたのは初めてでした。
大袈裟じゃなくて、もうちょいで船酔いになるとこでした。
・・・老朽化進んでるんじゃない？？大丈夫かな・・・と一抹の不安を覚えつつ、歩道橋を去り千葉市の優秀な私立高校を通り過ぎます。
僕にとって渋谷幕張高校は模擬試験運営のバイトでよく来たので懐かしい限りです。
と思ったら・・・なんじゃ？？昭和秀英高校がローマ字になってる・・・。建物自体も黄色くなってて、まるで上場企業の自社ビルかと思いました。
うーん、どうなんだろ・・・かっこいいのか？デザインなセンス皆無な僕には良く解らないです・・。
さあ、国道１４号も越え段々目的地が近づいてきました。詳しい場所を調べるために「iPhone」の地図機能にて「青木昆陽甘藷試作地」と入れると一発で場所が解りました。
更に自分の現在地情報がリアルタイムで解るので、もうこれって高性能なレーダー装置ですよ。iPhone毛嫌いしながら使ってたけど、これはスゴイ！と思いましたね。カーナビ使わずにiPhoneで済ましている人が増えているってのも納得です。
そして到着！京成幕張駅のホント目の前に青木昆陽甘藷試作地があるんですねー知りませんでした。で、青木昆陽が何をしたかというと、この地でサツマイモの栽培を成功させて、更に８代将軍吉宗に「飢饉対策の植物」として栽培を命じられ天明の大飢饉では、このサツマイモのお陰で多くの人の命を救ったそうです。
で、この地がその関東でサツマイモの栽培を成功させた記念すべき土地というわけなんですねー。詳しくは、wikipedia 青木昆陽でも見てくださいね。
そうした名残から今では千葉県が全国でも有数のサツマイモの産地となっているというわけですね。
ふーん、なるほどなるほど勉強になりますね。青木昆陽甘藷試作地の記念碑の真後ろには青木昆陽を祀った神社があるので、こちらも記念に撮影して次の目的地に向かいます。
３ 真蔵院
ガイドブックでは次に三代王神社だったはずが、手違いで真蔵院に来てしまったのでこちらからレポ。
幕張
結論から言うと、順番間違っちゃいました。ガイドブックでは先に三代王神社のはずが、iPhoneにて三代王神社で検索するとなぜかこっちの真蔵院の住所がひっかかったりマピオンでもこっちが
出てきてしまうので先に真蔵院に。
青木昆陽甘藷試作地から、ＪＲ総武線の線路を越えるために１００ｍほど迂回し歩道橋に。・・・この歩道橋、初めてきました。というか、数年前にＪＲと京成線をくぐる大きい道路が開通したので、ますますこの歩道橋の需要は下がるでしょうね・・。
この歩道橋の面白いところは、普通、「橋」の部分は平らな状態になっているんですが、ここの橋は円弧状、アーチ状になっているんですよね。京都にあるような赤い古い橋のような・・・そんなアーチ状の歩道橋で珍しいなぁって思いました。
個人的に幕張駅の陸側の方面は未開の地。県道５７号を歩き、幕張東小学校交差点の小道を右折。ちなみにここを昇っていくと、千葉西税務署。そして武石インターがあります。
ここから直線約５００ｍ、そして道なりに左に１００ｍ行くと真蔵院。
何と言ってもこの道がいい！！
ここは住宅街で、それも結構広い敷地を持っている家が殆ど。純和風な住居を中心にアメリカのビバリーヒルズ（行った事無いけど）にあるようなセレブな家だったり、近代風の家があったりと様々な住宅があります。
更には江戸時代からあるんじゃないかって言うぐらいの建物や、「蔵」があったり、昔のお屋敷の名残を活かし今風に修繕してあったりなど、建築に興味が無い方もここの通りは面白いんじゃないかなぁなんて思いますよ。
って住居を見てたら、あっという間に真蔵院に到着。
入って直ぐ左手に、龍の飾りがある手水場（ちょうずば）を発見。冷たい水で手を洗い院内を散策。
散策してると本堂の右手になにやら細い隠し道が・・・。こりゃ行かずにはいられない！！ってわけでＧＯ！
この緩やかな昇りの小道を歩くと直ぐに広がった風景。。。それはお墓でした。そんな墓を見た際に入れたツィートが以下。
「人知れぬ林の中にある50程の墓。相当古くみたことのない形。苔が生え風化しまた苔が生え・・を繰り返し緑化が相当に進む。その墓石の緑が森に馴染み同化し違和感ない風景。寧ろ美しいとまで思ってしまう。」
いやぁ、その風景に慣れたらホント、えも言われぬ感で１０分ぐらい墓場に佇み情景を堪能していました。
お墓を撮るのはバチあたりな気がしたので撮りませんでした。見たい方は直接、現地に行って見て下さい。
そして、気づいたら・・・・「ありゃ？ここって三代王神社ではなくて、真蔵院？」と思って住職さんに三代王神社の場所を聞き、真蔵院を後にしました。
４ 三代王神社
さて、真蔵院の住職さんに聞いたら来た道を引き返して、幕張東小学校入口交差点を逆側とのことで、また日本のお屋敷を中心とした古今東西の建築が並んでいる通りを抜けます。 すると間もなく到着。 ここは武石胤盛という昔の人が建立したようで、さっきの真蔵院も同様らしい。武石インターに代表されるこの「武石」という地名もこの武石胤盛一族から来てるんでしょうかね。武石胤盛は調べたらなんと１２世紀、鎌倉時代の人物とのこと。 そんな昔の人の影響が現代にあるわけで、人が紡ぐ歴史を思うと今我々が生きる現代の痕跡も数百年、数千年先にも何らかの形で残るんだろうか・・・なんて思っちゃったりしたりして・・・。 さてさて。道順間違えた事もあり先を急がねば、時間的にまずい。というわけで三代神社をあとにし、次の目的地、「花見川千本桜緑地」へＧＯ！です。
５ 花見川千本桜緑地
というわけで、「幕張古今東西お屋敷通り」（勝手に命名）を通るのは今日３回目ですね。工事現場の交通整理のおっちゃんにも不審な目で見られつつ、花見川千本桜緑地へ！ 真蔵院のすぐ裏手には花見川があるんですね。花見川沿いの遊歩道に出ると、こらまた景色が一変。田んぼの田園な風景、川が穏やかに流れ日を反射しまるで小春日より。 花は咲き、鳥は歌い・・・そんな懐かしい穏やかなでのどかな景観に変りました。 うーん、癒される情景ですね。 そんなムードに浸ってるの束の間。 「えっ？？こりゃどーやって向こう岸に渡ればいいのさ？？」ってことです。右から迂回すればいいのか。それとも左側から迂回すればいいか。。 なんてことをツイッターでつぶやいたら、「泳げ」「ヒント、棒高跳び」「飛ぶ」などと皆様から意見を賜りましたが丁重に却下し、ガイドブックを見ると順路としては右から迂回するのが順路的に正しいよう。 というわけで橋があるまで川を下ります。 途中、
６ しらさぎ公園
ああああ
７ 東大緑地植物実験地
ああああ
８ 大賀ハス発掘の地
ああああ
そんなわけで、見浜園の紹介を致しました。
千葉市に長く住んでいても知らないスポットがまだまだたくさんあるんですね！
またこういう感動したスポットなどありましたら紹介していきたいと思います。