2010年 12月 21日
岡山・香川知事会談
岡山県の石井知事と香川県の浜田知事は、21日、瀬戸大橋の新たな料金設定について、地方に負担を求めないよう国に訴える共同アピールを採択しました。共同アピールは、今年9月に浜田知事が就任してから初めて行われた両県の知事会議で採択されました。アピールでは、瀬戸大橋など、本州と四国を結ぶ高速道路の新たな料金設定について、さ来年度以降の追加出資を地方に求めないことと、フェリーや鉄道など公共交通機関への影響を十分検討することを訴えています。また、東アジアからの観光客を誘致するため、岡山・香川両県が共同で現地の旅行会社に出向き、働きかけを行うなどの連携を深めていくことを申し合わせました。

横領発覚の岡山県銀行協会 業務改善命令
元常務理事による約1億3500万円の着服が明らかになった岡山県銀行協会が21日、中国財務局から業務改善命令を受けました。業務改善命令を受けたのは県内に本店や支店を置く21の銀行で作る岡山県銀行協会です。この問題は協会の元常務理事が25年間に渡って協会の預金約1億3500万円を着服していのが発覚したもので業務改善命令では事務処理手続きのチェック機能の強化などを求めていて、業務改善計画の提出期限は来月28日です。また、今回の不祥事を受け、協会の会長を務める中国銀行の永島旭頭取は今月28日の総会で辞任し、副会長のトマト銀行・中川隆進社長が会長代行を務めるということです。

国内最古の現役木造校舎・吹屋小学校閉校へ
現在も使われている木造校舎としては国内で最も古いとされる高梁市の吹屋小学校が児童数減少のため来年度末で閉校することになりました。吹屋小学校の校舎は明治33年に建てられたもので、現役の木造校舎としては国内で最も古いとされ、県の重要文化財にも指定されています。高梁市の教育委員会は20日夜、地元住民を対象にした説明会を開き、今年度の児童数が6人にまで減り、異なる学年をまとめる「複式学級」の編成も難しいことから近隣の小学校への統合を進めたいと理解を求めました。これに対し住民からは反対の意見はなく、来年度末での閉校が了承されました。教育委員会では今後条例の改正などの手続きを進めることにしています。

岡山地裁で裁判員経験者による意見交換会
裁判員経験者の声を今後の制度運営に役立てようと、20日、岡山地方裁判所で意見交換会が開かれました。これは岡山地裁が初めて開いたもので、男女6人の裁判員経験者が裁判官や検察官、弁護士と意見を交わしました。この中で裁判員を経験した感想については、6人全員が裁判員を経験する前に比べ裁判に興味を持つようになったと話しました。その一方で、「自分たちの判決は正しかったのか考えることがある」、「証拠として見た犯行現場の写真などが日常生活の中で思い出される」など複雑な心境を語る人もいました。また、「もう一度裁判員を経験してみたいか」という質問には「量刑を決めることが負担になった」などの理由を挙げ、半数が辞退したいと答えました。

美作市の火事で1人の遺体を発見
20日夕方、美作市で住宅2棟を全焼した火事で、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。警察ではこの家に住む男性と見て身元の確認を急いでいます。20日午後4時半すぎ、美作市竹田の無職岡出海さん(66)の住宅から煙が出ているのを近くを通りがかった人が見つけ、119番通報しました。火は約1時間後に消し止められましたが、この火事で木造平屋建ての母屋と2階建ての離れの2棟、約180平方メートルを全焼し母屋の寝室から1人の遺体が見つかりました。家族によりますと、岡さんは車イスで生活していて出火当時、1人で家にいたということです。警察では遺体は火事の後行方が分からなくなっている岡さんと見て、身元の確認を急ぐとともに火事の原因を調べています。