ゲレンデ情報 2010-11
毎日更新!積雪や天気をチェック
トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 紙面から一覧 > 記事
【芸能・社会】海老蔵 来年10月名古屋で復帰濃厚2010年12月22日 紙面から 暴行事件で大けがを負い、無期限謹慎中の歌舞伎俳優市川海老蔵(33)の父・市川団十郎(64)が21日、名古屋・御園座で、「二月大歌舞伎」(2月5〜26日)の製作発表会見に出席。団十郎が公式に会見するのは事件があった先月25日以来で、海老蔵の復帰時期について、涙ぐんで言葉を詰まらせながら「全く白紙」とした上で、来年10月の御園座「吉例顔見世」に触れ「名古屋の皆さまに迷惑をかけた。復帰となれば名古屋のみなさまに喜んでもらえると思う」と、出演の可能性に言及した。 会見冒頭から頭を下げっぱなしの団十郎。復帰時期について口を開くと「全く白紙」としたものの、「ファンや関係者には迷惑を掛けた。みなさまが海老蔵、出演してもいいよという時が来れば名古屋のファンの期待に応えたい」と続けた。 来年10月の御園座「吉例顔見世」で復帰となれば、事件で影響を受けた関係各所への“借り”を返すことになる。御園座で予定されていた親子共演による「勧進帳」は話題を呼び、チケットの問い合わせも殺到。関係者も「結婚後初の名古屋公演だけに自然と満席になるだろう」と安堵(あんど)していたほどだ。 さらに事件前日、海老蔵が体調不良を理由にキャンセルした仕事には「ル テアトル銀座」の記者会見ばかりでなく、名古屋での「二月大歌舞伎」を御園座と共催する中京テレビのインタビューも含まれていた。スタジオジブリの鈴木敏夫社長との対談が予定されており、関係者は鈴木社長への謝罪にも追われた。 御園座は、松竹直営の京都・南座や大阪・松竹座、東京・新橋演舞場、歌舞伎座とは違い、松竹から独立した経営形態のため、松竹から歌舞伎を買い取って興行、海老蔵休演の影響は大きい。 復帰のめどは全くたっておらず、無期限謹慎という処分を考えれば、来年10月は少し早いものの、復帰時期として視野に入れていてもおかしくない。会見では涙目になり「名古屋で復帰となれば多くのファンが喜んでもらえると思う」と声を詰まらせた団十郎。同席した御園座・長谷川栄胤(よしつぐ)社長は「一日も早く復帰してもらいたい。名古屋での復帰となればありがたい」と率直な心情を吐露した。 また団十郎は事件の経過に関しては、海老蔵から暴行を受けたと主張していた元暴走族リーダーとの示談交渉について「先方の動きは一切存じあげておりません。接触したこともありませんし、水面下で交渉しているということはありません」と一切交渉などはしていないことを明らかにした。 さらに17日に家族会議を開いたことを明かし、海老蔵は「これまで忙しさにかまけておろそかにしていた三味線や長唄に鳴り物といった稽古事を一からやり直す覚悟だ」と言っていたという。 PR情報
おすすめサイトads by adingo
|