これまでのInternetExplorer (以下IE)は、最新のWeb仕様には慎重な姿勢をとってきた。絶対多数のシェアを誇るIEは、複数のバージョンにまたがって利用者が存在することもあり、互換を優先してきたともいえるが、その姿勢が後発のブラウザの急追を招く結果となった。
Webサイトを作成する技術や企画は、日進月歩に進化し、HTML3、HTML4、そして今 HTML5に移行しようとしている。ほんの数年前には僅かだったFlashを使ったWebサイトも、今では当たり前のように使われるようになっている。
こうした進化するWebサイトを見る窓口であるブラウザは、いちはやく最新技術に対応する悲痛が迫られておるわけだ。
IE7からWeb標準への準拠の姿勢を見せ始めたマイクロソフトは、新世代となるWindows 7との組み合わせで最新のWeb技術を積極的に対応したIE9を誕生させた。
IE9では、 HTML5とその周辺技術であるCSS 3、DOM Level 2/3、SVG 1.1などへの対応を大幅に強化している。それぞれの詳細や技術情報に関しては、マイクロソフト社の続Internet Explorer Test Driveというサイトでサンプルコードを交えながら説明されているので、Web開発者やWebデザイナーはじっくりと見ておいた方がいいだろう。

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実際に、IE9は、どう便利になるのか? そこが気になるところだろう。
そこで、その一部を今回は、見てみよう。
現在の華やかなWebサイトには必ずといって使われているのがFlashだ。しかし、Flashの再生はブラウザだけではできず、Flash Playerを追加でインストールしなければならない。これにはコンテンツの利用に際してのコンピュータリソースの配分やセキュリティなどの問題も関係してくる。
しかし、HTML5で作成されたコンテンツは、HTML5に対応しているブラウザであればそれだけで再生することができる。しかもHTML5では<canvas>や<video>を初めとする要素を利用することで、Flashと同じようなプロモーションサイトやWebアプリケーションを実現できるのだ。
そのサンプルとしてIE9のプロモーションのために、ビジネス・アーキテクツというプロダクションが制作したThe Shodo - 書道を紹介しよう。
このサイトにIE9でアクセスすると、オープニングで墨をするビデオが再生されるがこれはHTML5の<video>を利用している。「書道」という名前の通り、習字が楽しめるアプリケーションになっているので、筆の太さと、墨の濃淡を選び、精神を統一して書を描いてみよう。書を描くインタラクションは<canvas>とJavaScriptで表現しているほか、描いた後に設定できる篆刻ではアルファベットのWOFFというWeb Fontsが用いられている。
書き上げた作品はtwitterやFacebookのアカウントで投稿することができ、「書道」内のギャラリーにも公開される。ギャラリーでは投稿順と人気順に並び替えることもできるので、他にどんな作品があるのか眺めてみるのもいいだろう。Reloadボタンをクリックすればどのような書き順で描かれたのかを確認することも出来るようになっている。
このサイトはHTML5で記述されているので、IE9以外のブラウザでも試すことができる。パフォーマンスの違いを体験してみてもいいだろう。
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IE9特集
・ブラウザは劇場であるべき!Webが主役となるシアターにIEは生まれ変わる
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しかし、HTML5で作成されたコンテンツは、HTML5に対応しているブラウザであればそれだけで再生することができる。しかもHTML5では<canvas>や<video>を初めとする要素を利用することで、Flashと同じようなプロモーションサイトやWebアプリケーションを実現できるのだ。
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