12/21 14:40 更新
北九州が生んだ作家・松本清張が、初期の作品を執筆した当時の住まいが、21日から一般に公開されています。公開されているのは、松本清張が1945年から8年間住んでいた北九州市小倉北区黒住町の住宅です。松本清張が41歳の時、まさにこの家から執筆活動を始めました。芥川賞を受賞した「或る『小倉日記』伝」はここで執筆されたということです。松本清張作品のファンでつくる「清張の会」が、資金を出しあってこの家を借り、今回の一般公開となりました。間取りや柱などは当時のままだということです。清張の会の上田喜久雄事務局長は「作家としての華々しいデビューをしたというそういった部屋と言いますか、清張さんの息吹を感じ取っていただけたらありがたいかなと思って」と話していました。入場は無料で年中無休です。