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舞鶴女子高生殺害事件初公判、今月21日に

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 京都府舞鶴市で2008年5月、高校1年小杉美穂さん(当時15歳)が殺害された事件で、殺人、強制わいせつ致死の両罪で起訴された無職中勝美被告(62)の第23回公判前整理手続きが7日、京都地裁(笹野明義裁判長)であり、初公判が21日に開かれることが決まった。

 中被告は一貫して完全否認しており、公判で無罪を主張するとみられる。これに対し、目撃証言や凶器などの物証がないなか、検察側は状況証拠を積み重ねて立証する方針。

 中被告は裁判員制度が始まる1か月前の09年4月に逮捕、起訴されており、審理は職業裁判官が行う。

 起訴状では、中被告は08年5月7日未明、舞鶴市の朝来(あせく)川岸付近で、小杉さんに乱暴しようとして抵抗されたため激高し、小杉さんの頭や顔を鈍器で多数回殴打して殺害したとしている。

2010年12月7日15時09分  読売新聞)
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