社会
尼崎産業高校跡地に県立新病院 尼崎と塚口統合
尼崎市内にある兵庫県立の尼崎病院、塚口病院の統合再編について、県病院局は21日、新病院を同市東難波町2、同市立尼崎産業高校の跡地に建設し、2病院の高度専門医療を引き継ぐとともに、救命救急センター機能を持たせるとした基本計画をまとめた。総事業費は約340億円で、2015年1月の開院を目指す。
新病院は地上12階建てで、延べ床面積は約6万6千平方メートル。730床を計画し、統合される2病院の計800床よりやや減る。
現在、阪神地域で1カ所しかない救命救急センター(24床)を設置し、「断らない救急体制」を整備。さらに、小児救命救急(10床)が365日24時間体制を取るほか、総合周産期母子医療センター(33床)が、リスクの高い妊娠・出産に対応する。
高度専門医療では、がんや脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病の4疾病で診療科同士が連携を強化する専門センター制を導入する。
新病院の建設予定地の市立尼崎産業高は、学校統合で11年4月から新高校に移る予定。土地は同市が所有しており、提供の仕方について協議する。11年度に設計を行い、12年度から建設に入る。
また、現在の2病院の施設や跡地は売却を検討。跡地には医療機関や福祉施設の誘致に努めるとしている。(井関 徹)
(2010/12/21 16:02)
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