15日、反韓感情を抱いたまま韓国を離れる中国人留学生が増えている。中国人留学生を受けいれる大学側の無責任な対応や、韓国人学生からの差別的な扱いが原因だというが…。写真は瀋陽市で開かれた韓国留学説明会。

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「韓国なんか大嫌い!」と言い残して帰国する中国人留学生たち―韓国メディア
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2010年12月15日、韓国紙・朝鮮日報は「『韓国なんか大嫌い』と言い残して離れていく中国人留学生」と題した記事を掲載した。反韓感情を抱いたまま帰国する中国人留学生が増加している現状を報じた。18日付で環球時報が伝えた。

記事によると、韓国の大学で学ぶ中国人留学生は年々増加している。その一方で、語学力不足で授業についていけず、「韓国は嫌いだ」と言い残して学業半ばで帰国する中国人留学生も増えているという。

成均館大学中文系の教授が1200人の中国人留学生を対象に実施した調査結果によると、彼らの反韓感情は大学3年と大学4年の頃にピークを迎えている。「韓国の大学は中国人留学生を募集することには熱心だが、入学後はまったく無関心になる」と同教授。韓国の4年制大学で、1000人以上の中国人留学生を抱える大学は6校あるが、中国人留学生のための学習指導計画を立てている大学はほとんどないという。

「成績も良くないのに奨学金を手に入れている」との理由で中国人留学生に反感を抱いている韓国人学生も少なくないという。「韓国人学生は私たちを貧乏人だと決めつけているから嫌い」と話すのは中国人留学生のAさん。中国の裕福な家庭で育ったAさんは「借家に住んでいる韓国人学生がどうして私たちをさげすんだ目で見るのか理解できない」と不満げに話した。(翻訳・編集/本郷)
2010-12-20 00:58:02 配信

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